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江沢民氏が上海の病院に入院したとの一部報道がありますが、本当に病気で入院を余儀なくされたのか、司直の追及を逃れるための雲隠れなのか、それとも胡錦濤政権側による事実上の軟禁なのか、その辺りは不明ですが、政治家にとって健康上の問題が致命的なのは何処も同じ、江沢民一派の勢力衰退を物語って余りあります。
一方、上海株式市場は今日(8月14日)も怒涛の3%暴落、「クリントン訪朝→上海市場下落」と言う予想通りの展開になりつつありますが、それにしても下げがきついです。 それに上海暴落が今迄のところ、外界に全く衝撃を与えていない点が異様です。 それにしても、学習効果はないのか中国人民よ、と言いたくなります。 日本のバブル崩壊も耳にしているでしょうし、何よりも昨年の大暴落が身に沁みている筈です。 なのに金融当局が貸出規制を緩和すると、借りた金の一部を博打(株式)につぎ込む。 その博打好きを直せと言いたい、中国国民の友人として、少なくとも「胡錦濤革命」の共鳴者として、その程度は耳の痛いことを言っても「粛清」されないでしょう。 今回の当局による融資基準の緩和措置は一種の「罠」です。 江沢民一派、江沢民系企業、それに「江沢民的思考」の持ち主は、必要以上に借金を頬張ってその一部を株や不動産、それに市況商品に回しました。 それが「クリントン訪朝」を契機に引き締め政策へと一変、今更慌てたって後の祭りです。 日本型「天然バブル」でも弾けるのに、ましてや「官製バブル」なんて、当局の匙加減一つでそれこそ泡と消えるのが、何故分からないのでしょうか。 共産主義は資本主義を経て成立する政治体制の筈です。 ならばバブルのことも共産主義者は理解していないと駄目な筈です、マルクス以前にバブルは欧州各地で発生していたのですから。 (続く)
by 4kokintou
| 2009-08-14 22:26
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