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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

胡錦濤氏の忍耐力

小沢一郎率いる民主党訪中団の「握手」の件や、習近平お坊ちゃん(国家副主席)の強引とも言える天皇陛下拝謁ですが、深読みかも知れませんが、これも胡錦濤国家主席の想定の範囲内と言いますか、広い意味での謀略の一種だと解釈出来ます。


まず習近平お坊ちゃんによる天皇陛下拝謁強請事件ですが、これで評判を悪くしたのは習近平とその周囲であり、今回の事件で国家主席への昇格は、「日本人の心情を害す」と言う口実が出来たことで限りなく皆無に近くなりました。

「国家副主席時代の天皇拝謁」は別に必要条件として規則化されたものではなく、仮に前例を踏襲するのであれば、無理強いはむしろ百害あって益なしです。

つまり相手の為すままにしておいて、後継者としての目を摘んだといえます。


一方、150名もの民主党議員に握手をさせた小沢一郎を、中国の官民は絶対許さないでしょう。

とすると小沢潰しの名分も胡国家主席は得たことになります。


これから同時に、上海潰し、民主党潰し、そして平壌潰しが始まります。

(続く)

by 4kokintou | 2009-12-18 22:56
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