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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

奇襲!

旧正月休暇(春節)を目前に控え、上海も香港も株式市場が引けた後に、預金準備金引き上げ発表、胡さんとその同志も、えげつなさでは上海の連中(江沢民一派)に一歩も引けを取りません。

その遣り口の可否はさておき、効果は絶大、江沢民閣下も正月と言うのに餅を食べずに泡を食うのでしょうか。


「良かれ悪しかれ」中国人は嘘をつく、本音は言わない、彼らの辞書に無い言葉は「水に流す」。

今回も、どうも金融引き締め政策に躊躇している様子があっておかしいなあと思っていたら、真珠湾顔負けの奇襲攻撃です。

とすると、ダライラマに対してオバマ大統領との会談について繰り返し警告しているのは、「会うな」と言う意味ではなくて「会え」と言う合図で、それを口実に米国とオバマ政権と「ごーるどまん・さっくす」と上海に、新たに「トラ! トラ! トラ!」を仕掛けるのではないかとの推論に達します。

来週(2月15日~)はずっと、株式市場も中国外務省も中国共産党本部もお休み、文句の持って行き様が無いですし、その一週間に世界が勝手にあれこれと思惑を巡らせてくれます。


そう言えば、台湾人は樹氷を見たくて山形に、中国人は「憧れの国」日本で、観光がてら思う存分買い物に勤しんでいるらしいです。

同じ物でも日本で買う方が良いらしく、お土産と言うこともあってその金額と数量は半端なものではないそうです。(「反日」も歓迎しますよ、日本人は心が広いから)

ここでも漢字文化圏同士の繋がりが功を奏していると思われ、要は飛行機でも船でも構わないですが、降りた瞬間から違和感が少ないと言う利点があります。

同時に際立つのがハングルの孤独感で、表音文字だけど語順は日本と同じウラル・アルタイ語系で動詞が最後に来ます。

つまり漢字文化圏とも決別したし、インド・アーリア語族とも語順の点で相容れない孤独な言語、それが「訓民正音」です。


今日は「塩と阿片」はご勘弁を、元(大元)も堪忍してやって下さい、構想が成っては崩れての状態です。

(続く)

by 4kokintou | 2010-02-12 22:18
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