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肉親の介護並びに原状回復支援に疲れ果てて寝転んでいると、中国関連の話題が走馬灯の様に脳裡を駆け巡ります。
「中国現執行部もとうとう鳩山には愛想を尽かしたな。少し前まで駐日大使だった王毅を鳩山と面談させるなんて。それにやはり戦略的互恵関係と言う表現は使っていない。米中両大国から見放された鳩山政権は程無く崩壊するな」 とか 「橋下大阪府知事はよく言った。唐家璇との会談後に、小沢一郎にも働きかけて云々と言ってくれたお蔭で、一般人にも小沢が江沢民一派と癒着していることが白日の下に晒された」 或いは 「文化大革命時の中国人にとって、日本の進歩的文化人ほど癇に障る存在は無かっただろうな。当時の中国人の多くは、笑い顔を見せながら、拍手をしながら、文革を賞賛しながら、血の涙を流していたのだから。事情の分からない無神経な連中のお追従は、傷口に塩を塗る以外の何物でもないでしょう。」 なんて考えてしまっていました。 今、頭の隅(真ん中?)にあるのが、「中国国民が毛沢東を選んで蒋介石を捨てた理由(おぼろげに分かってきました)」、「共産中国建国は断じてプロレタリアート革命ではない。では如何なる種類の革命なのか」等ですが、今の中国も見逃せません。 或いは「馬賊(軍閥)」、「馬英九」などにも触れなければなりませんが、今は徳川家康を取り上げたいと思います。 徳川家康の業績を挙げろと言えば、何と答えるか。 何よりも「永楽通宝等の中国銭の使用禁止」、そして「人身売買の禁止」です。 日本と言う国は長期間に亘って非常に生温い国で、貨幣鋳造権を長年放棄してきました。 これで独立国家と言うのもおこがましいのですが、その状態がおかしいと気付いたのはおそらく織田信長でしょうが、信長には貨幣を鋳造する暇がありませんでした。 豊臣秀吉の時代は過渡期で、大判を鋳造する一方、永楽通宝の黄金版を勝手に造っています。 人身売買は奴隷制と表裏一体を成す関係にあり、これが存在する以上、国家は安定しません。 武田信玄は軍資金が足りないとみるや、攻め落とした城の女を家臣に対して「競り市」にかけています。 人身売買が存在する限り、幾ら高貴な身分であっても明日は知れないのです。 ここに中国に戻りますと、現代中国すら「徳川家康以前」なのではないでしょうか。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-03-22 22:00
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