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財務大臣を称する菅某が温家宝首相と会談した際、日本人麻薬取締犯の処刑に関し苦言を呈したそうですが、これには温さんも内心呆れていたでしょうね。
「鳩山内閣と民主党政権を縛り首にする」と言う寓意が分からんのですから、話の通じない人類を初めて見出した温さんの心中は如何なるものだったでしょうか。 早ければ7月の参議院選挙を待たずして、民主党政権は米中両大国によって壊滅させられます。 その風向きを読んだか、保守勢力が蠢動し始めていますが、米国に対し話を付けられる人材は誰か、存じ上げませんが、今話題の中心にいる人物では適材ではないでしょう。 まず与謝野氏ですが、この人は選挙に弱い。 中選挙区の時代から負けてばかりいます。 選挙に弱い政治家は何らかの欠陥を抱えていますし、領袖とは「風に乗る人」ではなく「風を巻き起こす人」でなければ、その政党には期待が集まりません。 一方、平沼氏を旗頭にすることは出来ません。 養父がA級戦犯で、東京裁判で平沼騏一郎氏(元首相)を裁いたのは、米中を含む戦勝国です。 ここで絡んでくるのが「公民権」の概念で、米国と中国では公民の(歴史的)定義も異なりますが、戦犯の子孫が一国の総理大臣になると言うのは、ゲッペルスの子孫がドイツの総理大臣になる様なもので、裁いた側とすれば誠に居心地が悪いです。 平沼氏を重要閣僚として処遇するのは、米中も認めると思いますが、首班指名は無理です。 それを強行すれば岸内閣の二の舞です。 そもそも平沼氏は総理として靖国神社に行くのですか。 養父が納骨されているとは言え、現下の国際政治情勢を踏まえれば、下手をすると亡国すら招きかねないですし、父親を墓参りしない人間を、米中共に軽蔑するでしょう。 それにしても保守勢力には福田康夫元総理、中曽根元外相と言う、「中国(この場合は勿論胡錦濤政権)と話を付けられる」人材が残っていたのは、日本にとっても保守勢力にとっても幸いでした。 私見を申さば、与謝野氏も平沼氏も「見果てぬ夢」を追い求めています、「俺こそが総理に相応しい人材なのに」。 要は小泉純一郎元首相の後塵を拝したことが、それ程悔しいのです。 ですが両氏には悪いですが、総理の目はありません。 小誌で言う所の保守の「二枚看板」、福田、中曽根両氏が手分けして、少なくとも両氏の推挙する人物しか、民主党政権崩壊後の新保守政権を担えないと思われます。 しかし、駄々っ子の様な民主党政権のお蔭で、米中から睨まれるに至った現状、当事者に危機感が全くないのが滑稽過ぎます。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-04-05 22:37
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