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(李副総理 中日間のマクロ経済政策対話の重要性を強調) 李克強副総理、菅直人なんかと会っている暇があるのでしょうか。 それに「第一副総理」が正式な肩書きですから厳密に言えば「一歩後退」です。 これからの中国最高首脳は「日米と話が出来る人物」と言うのが必須条件になります。 唯一の超大国米国と渡り合える度量と力量が必要とされるのは当然ですが、日本の重要性も以前より遥かに増しつつあります。 江沢民と小泉純一郎と言う「劇薬」を互いに投げつけた時期を経て、漸く双方とも福田康夫、胡錦濤と言う人を得て、「戦略的互恵関係」にまで深化した日中関係、鳩山「無神経駄々っ子」政権のお蔭で一時的に停滞していますが、交流が停滞することと必要性が減じることは別の話です。 「戦略的」とは「条件付き」の意味、つまり「話が通じる、基本的精神を共有する」の意、「互恵関係」は文字通りに解せば「五分の杯」ですが、中国人がこういう場合、大抵は「四分六分で中国が四分」です。 これに該当するのが王岐山副首相です。 胡錦濤国家主席は来日時、「今後の対日窓口は王岐山」と明言していますし、一方で「米中戦略経済対話」の窓口の一人でもあります。 そしてこの「米中戦略経済対話」における王副総理の役割は、江沢民一派と「ごーるどまん・さっくす」の絆を断ち切ることです。 (但し今年5月の「対話」の主題は「日本の処分」です) 米中両方に顔が利王岐山氏こそ、次期国家主席(総書記)に相応しいと思われます。 習近平のお坊ちゃんは論外、政協会議主席で「一丁上がり」でしょう。 顧みれば、例の「天皇陛下無理矢理面談事件」、これは中国人得意の「どちらに転んでも相手が損をする」思考の産物ではないでしょうか。 お坊ちゃんが伝手を頼って小沢一郎経由で天皇陛下との面会を強請したことで、「ああ、小沢一郎は死んだ金丸信の対中及び北朝鮮利権を継承しているのだな」と理解出来ましたし、天皇への拝謁が叶うことが次期最高首脳になるための必要条件である様なない様な微妙な雰囲気が、中国の権力中枢で醸成されていることも明白になりました。 ですから面談が叶わなければ次期最高首脳候補失格の烙印を押されますし、無理矢理面談すれば、中国人の感覚からすれば「互恵」と言えなくなります。 「鬼子」に格下の礼を執るなど、中国首脳としてあるまじきことなのに(この点、国家副主席時代の胡錦濤氏が恙無く、但し誰にも邪魔されずに天皇陛下と会談していることは、大きな政治的資産となっています)、誰かに吹き込まれて(=情報操作にまんまと乗って)天皇面談を強行したのは、「互恵」の実態が「四分六分の杯」であることを天下に晒してしまった意味でも、政治家として大失態です。 おまけに米国ともこれと言った絆がありません。 胡錦濤の任期は2013年まで、それまでに邪魔者を排除すれば良いのです。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-04-06 21:37
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