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世の中には心血を注いで何かを作り上げる篤志家がいらっしゃって、これなども目次と人物紹介だけですが、大変な労作であることがうかがわれます。
http://www.mmjp.or.jp/sososha/pdf_file/mokuji_jinbutujiten.pdf (解説 中国党、政、軍指導者の資格、条件) 早速利用させて頂きまして、今話題の王楽泉さんを調べたところ、新疆ウイグル地区党書記兼共産党中欧政治局員、ここまでは良いとして(山東省の)共産主義青年団出身、つまり広い意味の「団派」です。 ただ客家にも色々ござんすと同様(私見ながら鄧小平がピンならば毛沢東はキリだと愚考しています)、団派にも色々ありまして、胡錦濤国家主席は中央の本流中の本流ならば、そうでない地方の「団派」もあって、上海市長の韓正も傍流の出身だそうです。 ですから団派と言っても王楽泉氏の様に現地に居座って中央の威令に服さず、云わば反中央「団派」として反独立的色彩を強める輩もいますから、今回の更迭劇は中央団派の領袖たる胡錦濤国家主席とその周囲にとっては大きな成果です。 後任の張春賢氏については不案内ですが、面白いのは一説による事態収拾のために現地に派遣されたのが、何と「習のお坊ちゃん」こと習近平国家副主席。 胡国家主席が踏み絵を踏ませたのか、それとも独断で赴いて現地の権限維持掌握を試みたのか、その辺りは判然としませんが、国家副主席のする仕事でもなかろうと言うのが率直な感想です。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-04-29 22:56
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