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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

情報公開

共産主義国家と言えば秘密主義の代名詞だったのですが、胡錦濤体制では情報公開が秘密主義に取って代りつつあります。

現在開催中の上海万博にしても、「最初の3日間の入場者数は予想を下回った」と明言しています。

そもそも北京で五輪なら上海は万博と言う、当時の東京とそれに対抗意識剥き出しの大阪の構図と良く似ているのですが、万博は国家プロジェクトとして位置付けられ、現にその通りの扱いを受けたのですが、北京からみた上海万博は、何か遠い国の出来事の様な印象を受けます。

実際、「恥を掻いたら良いんだ、その頃には一掃して恥を掻けなくしてやる」と言うのが北京の本音でしょう。


情報公開がある意味ご法度であったらならば、更なるご法度は「親日」でしょう。

胡錦濤政権はこれを堂々とやってのけます。(但し、当たり前ですが鳩ポッポ政権とは一線を画しています)


http://japanese.beijingreview.com.cn/yzds/txt/2010-05/05/content_270542.htm
新中国空軍創建に貢献した日本人――飯田忠雄氏

http://japanese.beijingreview.com.cn/ztjl/txt/2010-05/05/content_270160.htm
中国の農民のために憤る日本人


「鬼子」って誰のことを指すのと言いたくなるほどの持ち上げ様です。

鳩ポッポのことは記事にもなりません。

ですが日本のことは多くが記事になっています。(「領海」侵犯も含めて)


これから北京のやること、それは上海陥落と鳩の狙い撃ちの文字通りの「一石二鳥」です。

(続く)

by 4kokintou | 2010-05-07 00:10
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