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一部の文化人と称する連中は、日本人つまり同胞の欠点をあげつらうことを生業としていますが、その際、諸外国を例に挙げることが多いのが特徴です。
このことは裏を返せば、如何に日本人が海外を「自国(或いは個人)の役に立つか」と言う視点からでしか眺めていないことを物語ってくれています。 隣国であろうが遠国であろうが、「役に立つ(己の利益になる)」とみれば取り上げます。 この姿勢に変化はなく、陸軍だって普仏戦争の結果をみて、フランス式からプロシア式に採用する軍制を変更しています。 左翼思想も然り、小誌では「職業保守」と共に「職業左翼」と言う用語を使わせて貰っていますが、特に後者は「己の飯の種として左翼思想を採用した人物」を指します。 例えば、成田闘争で過激派と共に政府に対して徹底抗戦した地主達の少なからぬ部分は、闘争中も平気で成田発着で海外旅行と洒落込んでいますし、一部の闘争指導者は全国からのカンパで豪邸(勿論自宅名義)を建てています。 「お気楽辺境民族」は「お人好し辺境民族」になりかねない部分がありますから、そこに付け入る輩が出てきてもおかしくはなく、ある意味その部分を上手に衝いているのが朝鮮人ですが、その朝鮮を含めて「主義主張で飯を食う」なんてお気楽なことは、口が裂けても言えません。 隣国(に限らず必要な国々)の国家元首の出自や宗教を知っておくことは、その国を理解するのに不可欠な要因ですが、例えば南朝鮮の李明縛大統領が信仰するのはプロテスタント系キリスト教の一派、長老派(プレスビテリアン)です。 大統領が非キリスト教徒を冷遇しているのは周知の事実、宗派や思想信条は「飯の種」ではなく、食うか食われるかの一大決定要因なのです。 北朝鮮では「成分」、中国では「単位」でその人物の一生は決まります。 日本だってそれに近かった、ですがそこから「脱皮」しちゃいました。 それにしても「旧有力宗族の本家筋が国家主席(&党総書記)を務める」中国、「世襲制共産主義」を発明した北朝鮮、東アジア屈指のキリスト教国(戦前の朝鮮総督府が如何に宗教に寛容であったか)である南朝鮮、東アジアの約束事を忘却し、忘却したことすら忘却している日本、この「歪み」は何時になったら矯正出来るのでしょうか。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-10-06 00:05
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