現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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存在感の無さ

ブルームバーグ氏が米国大統領選挙に出馬しない旨を明言、ではサンダース候補が民主党の指名を逃した場合、無所属で立候補する公算が大きくなりました。

それにしてもヒラリーさん、選挙に弱いですね。


全人代が開催中にもかかわらず、習近平氏と、この人物を国家元首に戴く中国の話題の扱いが小さいです。

たまに見かけても、決まって経済失速の件ばかり、人民日報を眺めていても、取り上げるべき記事が見当たりません。

そんな中、突出しているのが日本経済新聞(中国総局)の「偏向」ぶり、そして「支離滅裂」ぶりです。

個人的には、総局を挙げて、習近平派のハニートラップか何かに引っ掛かっているのではと疑っています。

電子版の方のコラムによれば(新聞にも少し紹介されていますが)、習国家主席は「絶対権力者」だそうですが、その人物に「習近平に背後から手をかけて呼び止め、対等に話しながら退場する」王岐山政治局常務委員(党中央紀律検査委員会書記)の姿が、衆人環視の場所で見受けられたそうです。

日経の読者として、習近平主席を「絶対権力者」と決めつける根拠が分からない、最初からその前提で論説を展開しています。

思い込みで記事を認めるのはご随意ですが、後ろから肩に手を掛けて呼び止められる「絶対権力者」なんて聞いたことがありません。

毛沢東にそんなことをする部下がいましたか、スターリンは、それらから程遠い日本の歴代総理は、あの国語が不自由な麻生某に対してすら、その様な無礼に及んだ人間はいません。

つまりこの記事から浮き彫りになったのは、習近平氏が「相対権力者」、もっと言えば「お飾り」に過ぎない現実です。

多少の無理と我儘は通せるけれど、重要なことは何一つ独断で決められず、僅かに影響力のある軍閥を唆して、尖閣問題で日本に難癖をつけたり、西沙諸島や南沙諸島で傍若無人に振舞うのが精一杯です。

行政は李克強国務院総理が、検察の役目を王岐山紀律検査委員会書記が仕切っていますので、国家主席殿の自由裁量の分野は限られてきます。

やはり、一期五年で勇退かと言うのが、小誌の推論です。

(続く)

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by 4kokintou | 2016-03-09 23:13
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