現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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歴史から学ばない大英帝国

アルゼンチンの領海で違法操業していた中国船籍を、沿岸警察が発砲して撃沈(漁師は救助)、これに対し中国側は不快感を表明していますが、地球の反対側まで行って漁場を荒らす中国人の度胸と言うか傍若無人ぶりには、感心するやら唖然とするやら。

中国政府も負けず劣らず、アルゼンチンに懸念の意を表明していますから、面の皮の厚さでは官民一体です。


ミャンマーで両勢力がせめぎ合っています。

表向きは、民主化勢力と軍部と言う構図になっていますが、実態は「親英派」対「反英派」の権力闘争です。


今回の選挙で政権の座を獲得した与党は、スーチー女史を領袖として戴いていますが、そのご主人は英国人(ですので同国の憲法上、大統領に就任出来ない)、代わりに大統領に就任した人物は、英国に留学して大学生活を送り、帰国して女史の車の運転手を務めていたと言いますから、この両人は完全に英国の傀儡です。

要人の運転手と言うのは、往々にして黒幕や連絡係である場合が珍しくありません。

ミャンマーの政情を占ううえで欠かせない要因が、「英国」、「中国」、「軍部」、「仏教勢力」、最後に「一般国民」です。

ミャンマーの窓口を務めていたのが他ならぬ習近平氏(当時国家副主席)ですが、当時のミャンマー軍事政権内部で権力構造に変化があり、親中派(=習近平派)が一掃された経緯があります。

従って、軍部、仏教勢力、一般国民は反英反習近平派(と言うより「親日派」)ですが、永らく植民地であった経緯から、この国の上層階級は「親英派」、経済は「華僑及び親中派」が抑えている現状があります。

今回の総選挙(での勝利)は、英国と習近平派が政権を転覆すべく実施した工作の一環と思われますが、やはり軍部の支持が無いと政権は安定しません。


昨年(2015年)7月、李克強国務院総理が日本の外務省局長と会談して以降、日本と中国(この場合は反習近平派)、北朝鮮それにロシアを巻き込んだ外交戦が活発化していますが、気に食わないのがオバマ大統領、安倍総理の訪露に関して不快感を直接伝えたそうで、ですが大統領のことを歯牙にもかけない総理は、逆に対露外交を加速させています。

国際社会は、オバマ大統領とその「盟友」習近平国家主席の非力を見切っています。

習主席が人民解放軍の再編成に言及していますが、それがはたして意に沿ったものであるかどうかは不明ですが、中国人に限らず(例えば日本の民主党)実行する意志がない事柄については、期日を設けません。

要は「締め切りの無い宿題」、むしろ「宿題は先送りする」のが特徴、何時まで経っても実現しないとみて差し支えありません。

(続く)
  

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by 4kokintou | 2016-03-18 20:24
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