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では、なぜ江沢民には、国家主席と張り合うほどの力があるのか。
秘密は上海にある。 今の中国は共産主義国家なのに、上海に株式市場を持っている。 株式市場が開設された結果、中国の権力者は禁断の蜜の味を知ったことになる。 上海市場に上場すれば、大金持ちになれるのである。 現代の中国では、地方幹部がその地区の企業を実質的に支配している。 そのため私物化した企業が上場できれば、その幹部は大いに潤う。 ここで問題がある。 大金を手にするためには、上海市場に上場しなければならない。では、上場の可否を決めるのは誰か。 上海のドン、江沢民である。 とすると、上場を認めてもらうためだけでなく、上場後もあれこれと錬金術を認めてもらったり、逆に嫌がらせを受けないようにしようとすれば、江沢民の意に逆らえなくなる。 とすれば、共産党幹部の視線はどちらに向かうか。 江沢民である。胡錦濤ではない。 だから、中国の外務省も胡錦濤には靡かないのである。 (続く)
by 4kokintou
| 2007-11-13 22:34
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