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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

メドベージェフ ~生き延びるための親殺し~

あくまで予定通り5月上旬に無事、大統領の就任できたらの話ですが、次期大統領のメドベージェフ氏は、プーチン現大統領を含めた反対派の粛清に乗り出すのではないか、そう考えられます。


まず、中国の胡錦濤国家主席がメドベージェフ氏宛に、親密さをうかがわせる祝電を送っていることが挙げられます。

次に、同氏の一連の言動なのですが、明らかに西側寄り、自由主義経済肯定の発言が目立ちます。


ロシアは現在、「国内実業家の立場からみて酷いと言わざるを得ないほど、汚職が蔓延している」(フィナンシャル・タイムス)という状況にあります。

ロシアは今も昔も寡占が進み、巨大企業の市場占有率が高いのですが、その巨大企業を含め、民間部門から金を巻き上げる輩がいるのです。

一般には「武闘派」と訳されていますが、何のことはない、闇勢力の代理人或いは頭目です。

つまり、民間も裏社会も金詰りの状況にあるのです。


とすると、プーチン退陣後、或いはプーチンが置き土産に、闇の勢力を粛清することは必至と言えます。

ここでも、権力闘争の最終決戦が始まろうとしています。

(続く)

by 4kokintou | 2008-03-05 17:13
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