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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

田原聡一郎

田原聡一郎氏を「座長」とする、日中ジャーナリスト交流会議の日本側代表が、選りによって北京で習近平国家副主席と会談しました。

「副」が付いた「一丁上がり」の人物に会うために、わざわざ北京にまで繰り出すのですから、日本の「ジャーナリスト」もお暇なようです。

そんな暇があるんだったら、上海と大連に行けば良いのです。


今頃、上海は巨大な怨嗟の渦が巻いています。

上海株式市場に金を注ぎ込んだ挙句、大きな損を抱えた個人投資家が、江沢民を恨んで泣いています。


大連の人々は、故郷の出世頭、温家宝首相に感謝することしきりです。

街は一挙に近代化しましたし、日本の資金が入れば、株式先物市場構想も具体化します。


それに、習近平氏の人となりを知りたければ、北京にまで足を運ぶ必要はありません。

王子製紙に問い合わせれば良いのです。

習近平副主席が浙江省のトップだった時代に、現地に工場建設を試みた王子製紙が、如何なる仕打ちを受けたか、ご存じないまま会談に臨んだのではないでしょうね、「ジャーナリスト」各位殿。

(了)

by 4kokintou | 2008-03-27 20:18
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