現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
お気に入りブログ
真説「春秋」
真説「論語」
真説「孔子」
現代の超克
記事ランキング
以前の記事
その他のジャンル

赤と黒

フランスの三文小説ではありません。

但し、中国人留学生にこのことを言うと、もの凄く嫌な顔をするかも知れませんが。


少なくとも文化大革命中、一部は今でも、中国国民は二種類に分類されていました。

http://www.araki-labo.jp/wecono13.htm

から引用します。

「文化大革命の活動において、民衆は、その出身により「紅五類」と「黒五類」に分けられる。「紅五類」とは、革命幹部(1945年以前に革命に参加したもの)、革命軍人(同上)、革命烈士、労働者(1949年以前に労働者であったもの)、貧農及び下層中農である。これに対して「黒五類」とは、地主、富農、反革命分子、不良分子、右派で、彼らの子女は「犬ころ」と呼ばれた。」


分かりやすく纏めますと、

紅五類:
革命幹部(1945年以前に革命に参加して出世した者)、
革命軍人(同上、但し出世していない)、
革命烈士(戦死者とその遺族)、
労働者(1949年以前に労働者であったもの)、
貧農及び下層中農

黒五類:
地主、富農、反革命分子、不良分子、右派

ここで問題なのは、共産党中国建国当時の身分が、子弟にまで及んでいる点です。

つまり、地主の子や孫は、一生「黒五類」の烙印を押されて、うだつの上がらぬ生涯を送らねばなりません。

もの凄い「平等社会」です。


ここでお考え下さい。

習近平国家副主席殿は、どの出身でしょうか。

胡現国家主席は? 周恩来元総理は?

そして最も看過できない点は、やはりこの「出自による差別」が現存していることにあるのです。

(続く)
[PR]

by 4kokintou | 2008-07-07 19:39
<< 馬鹿は死んでも 雑感 >>