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本題に入る前に、今後の方針について申し上げます。
昨日(8月29日)、一昨日と、決して現代中国に無関係ではないとは言え、かなり脱線してしまった点を鑑み、今後の基本方針に以下の通りとさせて頂きます。 月曜日から金曜日までは「現在中国」を扱い、土曜日は例の「北宋以前」、「北宋以降」、更には「法家思想」に対する考察など、何故中国が現状に至った原因を探求すべく、過去を検証することにします。 ただ、今回については歴史的観点からの考察はお休みとさせて頂き、胡錦濤国家主席の天から与えられた「使命」について考えることにしました。 結論から言えば、三民主義に代表される孫文の思想を超越すると共に、表向きだけは孫文の継承者、実は中国が生んだ史上最悪のビヒモスである毛沢東を思想的に抹殺し、新中国に相応しい、しかも宗族制度の後ろ盾である儒教を宗族制度と共に、現代に即した形で改変を加え(!)、そのうえに信賞必罰の法治主義を定着させ、最終的には中国独自の中央集権を達成させる、これだけの作業が待っているのではないでしょうか。 しかも、勿論中国人に根強く残る差別思想、夜郎自大的発想を時間をかけて排除していく。 これだけの義務が課された、運命の人だと思います。 では、これだけのことは出来るか。 今までの悪習に戻らない地点にまで中国を持っていくことならば、出来ると思います。 仮に「胡錦濤主義」とでも名付けますが、その形成の一助となること、それを目標に本ブログも邁進したいと考えております。 ご清聴、有難うございました。 (了)
by 4kokintou
| 2008-08-30 07:24
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