現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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将軍様

北朝鮮の金正日将軍様が、訪朝中の王家瑞中国共産党対外連絡部長と会談したとの由。

王家瑞氏は、将軍様が大嫌いな、あの胡錦濤国家主席の、忠実にして有能な部下です。

一説には、胡錦濤主席は将軍様に対し、北京五輪開会式への出席を要請したらしいですが、将軍の出席が実現すると、五輪はその瞬間から「平和の祭典」でなくなってしまいますので、あくまで悪い冗談でしょうが、その心は「早く頭を下げに来い」です。


なお、会談には、胡錦濤派の王家瑞部長の他、生粋の江沢民派の劉暁明北朝鮮駐在大使が同席していまして、呉越同舟とはこのことです。

因みに、在北朝鮮中国大使館は、江沢民の手下でこれまで外務を牛耳ってきた唐家璇国務委員の牙城ですから、従って今でも江沢民一色です。


その江沢民ですが、どうやら根拠地の上海だけは、とりあえず死守した模様です。

韓正市長が再任されました。

この人物、上海市の党書記を兼任していないので実力はありませんが(その地域の実力者になるには、表の役職と裏の位が一致していないと駄目です)、その人物の異動がなかったと言うことは、勢力が互角であると言うことです。

地歩を固めた江沢民一派の攻勢が予想されます。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-31 21:14

要人訪朝

中国からは、外交面での胡錦濤国家主席の右腕と目される人物が既に訪朝。

これを追いかける様に、米国からは朝鮮半島問題の専門家が31日に訪朝します。


用件はそれぞれ、次の様なものと思われます。

中国「金正日将軍、訪中して胡錦濤同志に頭を下げる覚悟はできましたか。中国に来なければ、援助を止めますよ」

米国「金正日将軍、核施設廃棄の覚悟と、イランに教えた核技術及びミサイル技術を教えなさい。さもないと、このまま日干しにしますよ」


全面的に屈服するか、それとも落ち目の江沢民一派と、乾坤一擲、勝負に出るか。

選択を迫られつつある将軍様です。


さて、江沢民派の外交の元締め、唐家璇国務委員が2月末に来日します。

このところ劣勢の江沢民派としては、少しでも日本の支持と金が欲しい所です。

3月5日からは全人代が開催しますので、それまでに何とかしなければなりません。

風雲急を告げる、朝鮮半島と中国情勢です。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-30 21:55

英国皇太子

英国のチャールズ皇太子が、北京五輪開会式への出席を取り止めたそうです。

此処に至るも、北京五輪が無事開催されると考える日本人が大多数を占めている現状が、理解できません。


今回の皇太子出席取り止めは、単なる嫌がらせではありません。

「英国は不参加」と言う、明確な意思表示です。


その北京ですが、先日、ようやく北京市長の不在に終止符が打たれました。

新しい北京市長には、市長代理が昇格したのですが、それまで正式な市長がいなかった訳です。

これも、胡錦濤派と江沢民派の権力争いの一幕で、今回の昇格も、前者の勝利を意味するのですが、どちらも為政者として及第点を与えられることができないのは、よりによって五輪開催都市の首長が、今の今まで長期にわたって不在であった点にあります。

エリートの胡錦濤も、叩き上げ組の江沢民も、五輪という国家的事業そっちのけで、権力闘争に勤しんでいるという点では、五十歩百歩です。

両者とも、あまり器が大きいとは思えません。

結局、民主主義を採用せず、共産主義を選択した中国人民、あなた方が悪いのです。


さて、中国は上海までもが大雪。

中国人は、「天変地異は動乱の始まり」と考えます。

江沢民、動き出しそうです。

(了)
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by 4kokintou | 2008-01-29 21:08

将軍様訪中?!

一部報道によりますと、「北の将軍様」こと北朝鮮の金正日将軍の中国訪問が、両国間で折衝中らしいです。

招待しているのは勿論、将軍様が蛇蝎の如く嫌う、胡錦濤「現」国家主席。

それも、訪中時期は中国全人代(全国人民代表大会)の閉幕後、国家主席訪日(おそらく4月上旬)までという、念の入った日程の指定ぶりです。


この招請を将軍様が受けるか。

受けないと思います。まず確実に。

少し前のお話しましたように、盟友イランから「今までのツケを返せ」と言われ、それでなくとも資金繰りに頭を痛めている北朝鮮ですが、今回の要請を受けないと、それを口実に援助を締め付けられるのは、火を見るよりも明らかです。

ですが、 今回の中国側の招待を受けるとどうなるか。

まず確実に、胡錦濤主席によって、将軍様は拉致監禁されます。

それと同時に、中国特殊部隊が侵入、北朝鮮の核施設、秘密ミサイル基地を占拠します。

北朝鮮は、将軍様がいないと何もできない態勢を敷いています。

ですから、現地で勾留されてしまうと、指令系統が途絶し、全く動けなくなるのです。


しかし、将軍様も進退窮まっている点では、江沢民「前」国家主席と似たり寄ったり。

ここに、両者が手を結ぶ余地が生まれています。但し、それは胡錦濤氏の望む所でもありますが。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-28 12:31

江沢民のための「クーデター遂行講座」

中国国内の現状をあらためて確認しますと、胡錦濤国家主席の躍進振りがうかがえます。

1)安徽、湖北、湖南といった中部6省を支配下に収めたうえ、広東省、江蘇省、四川省、北京市等も掌握しつつあり、

2)江沢民の牙城である上海でも、勢力を伸ばしつつ、

3)福田首相の物心両面の支援を得られたことで、中間派、あるいは敵対勢力の切り崩し(=買収)に成功しつつあります。


一方の江沢民氏ですが、子飼いの金融機関各行が、巨額の不良債権を抱えて身動きが取れないうえ、中央(胡錦濤氏)からの支援が受けられなくなり、青息吐息の状態で、取引企業を倒産させないのがやっとです。

前者の躍進、後者の退潮が見て取れるようです。


では、江沢民「前」国家主席は、このまま座して死ぬのを待つばかりなのでしょうか。

生き延びたいのなら、クーデターに踏み切ることになります。

時間が経てば経つほど、形勢はますます不利になるのは明らかです。

乾坤一擲、勝負に出なければなりません。


そのクーデターに成算はあるのか。

大前提があります。

米国と手を結ぶのです。

(了)
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by 4kokintou | 2008-01-26 14:35

極東人脈関係図

北の将軍様こと、金正日氏は胡錦濤「現」国家主席が大嫌い。

詳述は避けますが、訪中した際、独裁者としてはこれ以上のない屈辱を与えられたからです。

怒り心頭に達した金正日将軍はそれ以降、「胡錦濤憎し」で凝り固まります。

その怨念は、後の北朝鮮によるミサイル発射、核開発となって結実します。


ですから、北朝鮮によるミサイル発射と核開発は中国、それも胡錦濤主席が引き起こしたといっても過言ではなく、それが胡錦濤氏の立場を不安定にしていたのも事実です。


ここで、現段階の極東の人間関係を纏めますと、

中国の胡錦濤国家主席は、日本の福田総理と大の仲良し。(権力闘争のための資金を提供してくれるから)

中国では、胡錦濤「現」国家主席と江沢民「前」国家主席が反目し合うも、最近は「現」国家主席有利に大きく傾く。

中国の胡錦濤国家主席と、北朝鮮の金正日将軍は全く反りが合わない。従って、金正日氏は江沢民に近い。


ここで鍵を握るのは、勿論米国です。

次回は、極東に対する米国の見方と、江沢民によるクーデターの可能性について考察します。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-25 22:44

同病相哀れむ

江沢民一派が金銭面で窮している格好の傍証が、70年前の事柄を突如持ち出し、日本の海運企業に対し巨額の賠償金を支払うよう求めた、先日の上海の裁判所の判決です。

江沢民側としては、金の融通をつけるには、なりふり構っていられない状況にあることが分かります。


ところで、江沢民同様、金に困っている人物がもう一人います。

北の将軍様、そうです、金正日氏です。


先日、「北朝鮮が在豪大使館を撤去」という記事が出ていました。

理由は、家賃の資金繰りがつかないため(大使館と言っても、賃貸マンションです)。

なんで家賃ぐらいとお考えになるかもしれませんが、それが窮状を物語っています。


では、家賃すらケチらねばならない理由はと言いますと、イランに在ります。

イランもとうとう、外貨準備高が底を尽き、ミサイル技術の供与のお礼に、今まで「ツケ」にしてきた対北朝鮮債権の回収を始めたのです。

ですから、胡錦濤の居る北京を挟んで、上海(江沢民)と平壌(金正日)が対峙する格好となりました。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-24 23:12

「寸止め」と「峰打ち」

先日の「財政政策出勤報道」が米国による「寸止め」とすれば、昨日(現地時間1月22日早朝)の緊急利下げまでの空白の時間は、江沢民氏とその一派にとって「峰打ち」に相当する効果があったと思います。

峰打ちと言っても、かなりの苦痛です。

中国の苦境を見計らったように、一昨日の月曜日(1月21日)は、キング牧師のための祝日。

おそらく、江沢民「前」国家主席にとって、21日ほど辛い一日は無く、キング牧師は悪魔の使いに見えたことと思われます。


その間にも、江沢民派は一歩一歩追い詰められています。

どうやら、城下町の上海にまで、胡錦濤「現」国家主席に攻め込まれています。


上海のリニアモーターカー延伸計画に対し、住民が突如、電磁波被害等のおそれを訴えて立ち上がり、市当局もその訴えを前向きに検討するとの報道がありました。

上海の公共事業は当然、江沢民一派の利権です。それに待ったをかけるのですから、胡錦濤派の攻勢、江沢民派の劣勢は明らかです。

洞ヶ峠を決め込んでいた習近平「前」上海市党委書記も、どうやら江沢民氏を見限って、親胡錦濤派の旗幟を鮮明にした模様です。

江沢民氏に頽勢挽回の機会は訪れるのでしょうか。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-23 17:48

断崖絶壁の江沢民

米国の逆鱗に触れて、世界同時株安を招いてしまい、その隙を胡錦濤「現」国家主席に衝かれて縄張りを荒らされ、八方塞がりの江沢民「前」国家主席ですが、はたして活路は開けるのでしょうか。

米国の軍門に下らなければ、胡錦濤氏に全面屈服せざるを得ず、胡錦濤国家主席に頭を下げたくなければ、ブッシュ政権の言いなりにならざるを得ないのが、江沢民氏が置かれている今の状況です。

現状を打破するためには、軍事クーデターしかないと思われますが、軍部が思い通りに動くかどうかは疑問です。


軍部も株の売買を行い、各種事業を展開し、高級ホテルから果ては風俗店まで経営するのが、今の中国の実情です。

ですから、上海市場が麻痺、崩落している以上、全く肩書きのない江沢民氏に従うかどうか、際どい所です。

米国に無条件降伏、胡錦濤氏に全面服従、クーデターで一か八かの賭けに出る。江沢民氏には、この3種類の選択肢しかありません。


そして、ここからが米国(ブッシュ政権)と日本(福田政権)の意見の分かれる所で、「江沢民失脚後」も、共産主義中国を黙認、つまり胡錦濤「現」国家主席の統治を認めるのか、共産主義国家は一刻も早く潰してしまえという考えなのかで、日米の見解は異なったままです。

ただ、米国としては、「共産党中国崩壊作戦」が始まった以上、同盟国の日本には、下手に手を出すな、邪魔するなと言う気持ちだと考えられます。


ですから、北京五輪についても見方は正反対。

ここで、面白い情報をご紹介します、

北京五輪では、乗馬競技だけが香港で開催されるのですが、スイス人騎手(世界有数の実力の持ち主らしいです)が、参加を棄権しました。

香港(中国)なんて環境の悪い所へ行っても、馬が可哀想なだけと言うのがその理由。


建前としては、スイスは「永世中立国」です。

ですが、いや、ですから、微妙な状況下で、動きやすいのもスイスなのです。

今回の乗馬の一件も、「状況次第では、五輪は中止になってしまうよ」と言っているのです。


結論

「北京五輪は中止、もしくは主要国がボイコット」

(了)
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by 4kokintou | 2008-01-22 20:23

恐怖する江沢民

今頃、江沢民氏は恐怖におののいているでしょう。

上海、香港市場が持ちこたえられなくなりました。


米国は、指一本で世界市場を動かす力を持っています。

その恐ろしさをまざまざと知らされたのが、今回の株価暴落。

遠からず、江沢民は米国の軍門に下ると思われます。


そして、ここからが、日米の見解の違い、ブッシュ大統領と福田総理の見方の違いなのです。

つまり、

「共産主義国家の存続を認めるのかどうか」


民主主義と資本主義の雄である米国は、共産主義国家としての中国を認めるつもりは毛頭ありません。

一刻も早く潰したいのです。

ですから、北京五輪も開催させる気はありません。

「全体主義国家で五輪を開催するのは、1936年のベルリンで懲り懲り。1940の東京、1980年のモスクワも、事実上中止にしたのは、全体主義国家に開催させたくないから。」

と言うのが、米国の本音でしょう。


日本は違います。「胡錦濤なら認めると。」

(続く)
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by 4kokintou | 2008-01-21 18:35