現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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怖いけど興味ある国 日本

先日もご紹介しました、

人民網
http://j.people.com.cn/



北京週報
http://www.pekinshuho.com/index.html

には、日本関係の欄が特設されていまして、8月上旬の内閣改造や、果ては外務省職員のホテル代踏み倒しの記事まで、結構細かな記事まで掲載されています。

中国語には不案内なもので、母国語版(中国語版)にそれらが全て載っているのか存じませんが、仮に日本語版の3割くらいしか日本関係の記事が掲載されていないと仮定しても、意外と中国の都市住居者は日本について知っていることになります。

やはり、腹が立つけどどうしても気になる国と言うのが、日本に対する正直な感想なのでしょう。


話変わって、中国版独禁法が成立。各種報道機関は様々な憶測記事を書いていますが、個人的にはゴールドマン・サックス(GS)狙い撃ち法案だと解釈しています。

なんせ、上海市場で美味しい所を江沢民派と「独占」していたのが、他ならぬGSですから。


狙い撃ちと言えば、この夏の上海は上下水道も電力供給も制限されていまして、これこそまさに現執行部による江沢民の地盤の「狙い撃ち」ですね。胡さんも結構えげつないです。今の上海、暑くて棲めないんじゃないでしょうか。


香港でも不動産価格が暴落。上海に続き、株と不動産バブルが弾けたようです。

景気の悪い話は続くもので、石油企業CNPCが業績悪化を理由に人員削減に踏み切っています。

これも江沢民派追放劇の一環なのでしょうか。


先日、メルマガ(メルマガについてはメモ欄ご参照願います)を作成していたら、クリントン政権の対中政策、具体的には当時の政権要人の中国観(発展途上国観)が如実に表れた文言を見つけ、流石に怒りを抑えかねると共に、そんな連中と組んでも、今が楽しければ良い、自分だけ良ければ言い、後のことは知らないと言う、江沢民一派(そして少なからぬ中国人)の人生観がうかがえ、やり切れぬ想いになりました。

それは世界銀行出向時のローレンス・サマーズ(後にクリントン政権の財務長官)が作成した、所謂「サマーズ・メモ」なのですが、Wikiには次の様に記載されています。

「そのメモの大意を要約すると「世界銀行は、公害産業を開発途上国にもっと移転することを推奨すべきである。」というものである。

サマーズ・メモは大別して以下の3つの論点からなる。

環境汚染によるコストは、健康被害による死亡や傷害のおかげで受けとる機会を失う稼得額に依存するが、最貧国においては低コストで済む。
環境汚染によるコストは、環境汚染が増大することによって当然、上昇する。したがって汚染を既に汚染が進んでいる国からまだ汚染されていない国に移すことは、コストの低減を意味する。
所得水準が上昇すると、環境に対する意識が高まるので、汚染物質の処分にコストが一層かかる。故に環境汚染が経済先進地域から貧困地域へ移るならば、コストは低下する。」

(出典、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA)


言う方も言う方、受ける側も受ける側、何をか言わんや。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-31 14:50

客家 ~とりあえず総括~

これをやり切らないと、先に進めませんので、撃墜覚悟で纏めに入ります。

1)客家は本来、中原に住んでいたが、戦乱等で本家の存在する街が「棄市」または「屠市」され、霊廟(宗祠)も焼き払われた結果、本籍を持たない流浪の民となり、流れ流れて長江流域(乃至それ以南)にたどり着いた一団である。

2)主に南方に移ったのは、当時は南方の人口密度が低く、先住者の手の及ばぬ空間が存在したためであるが、先住者からすれば「余所者(よそもの)」であり、そもそも中国はつい先日まで一山越えれば言葉が通じなかったのであるから、新たに定住の場を求めた客家集団は、孤立する場合が多かった(古来の発音、表現を残していると言われるのはそのためと思われる)

3)所詮「余所者」であるので、先住者から迫害を受けることになる。従って、客家の採る道は定住地を要塞化してその中に新たに拵えた「宗祠」を配置するか(この場合、スペインの隠れユダヤ教徒のように外部との接触を断つことになる)、先住民との交流を図りつつ、先住民との利害が衝突しにくい商業(特に遠隔地取引)を生業とすることになる。

4)後者の遠隔地取引集団が、各地の客家集団の連絡役も務めたと考えられる。それに伴い、宗族内、或いは宗族間の「表街道」の通信、交際網の他に、独自の、或いは「裏街道」連絡網が誕生したことになる。

5)それぞれの客家集団が単姓で構成されているか、異なった性の混在集団かは、「流浪の民」になった時点の事情による。

6)「北宋以前」と「北宋以降」に分類した場合、「北宋以前」は中国国内の南北の実力差が隔絶していたので、主役になることは少なかったが、ある程度活躍の場があったと思われる。しかし、「北宋以降」に宗族支配の最終形態が確立して以降は、宗族の天下となり、活躍の場が限られる、むしろ雌伏の時期が続いたと推測される。

7)それが徐々に変化していったのが清朝後期であり、それ故、客家の活躍は近代史と重なると共に、近代史に影響を与えることになる。


ですから、客家に対する正確な理解が不可欠と言うのが持論です。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-07-30 17:49

拝啓 櫻井よしこ女史

本題に入る前に、朝お伝えした空母ロナルド・レーガンの実力については、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3_%28%E7%A9%BA%E6%AF%8D%29
(要はWiki)

等をご参照願います。

艦上戦闘機、艦爆機等を90機艦載の空母を中心とする艦隊を攻撃する能力が、上海(江沢民)とか、平壌(将軍様)、果てはソウルにあるでしょうか。


さて、宗族や客家、軍戸と民戸、上海の本当の姿、北宋以前と以降など、凡俗が手を付けられる訳がない難題に、空中分解しそうになりながら取り組んでいるのも、隣国の本当の姿を見出すと共に、それを通して、己が生まれ育った国日本の本当の歴史と実相を探求し、少しでも後世に伝えたいからですが、そこで

拝啓 櫻井よしこ女史

http://blog.kajika.net/

に投稿されました7月27日付論文「韓国は内戦状態にある」を拝読。

例によって理路整然とした文章ですが、ご自覚がないでしょうが、己を糾弾する内容となっている点には、是非気付いて頂きたいのです。


女史は「憂国の情」から国家基本問題研究所を立ち上げられ、保守系報道機関を中心に活動されておられますが、活動の足がかりである報道機関が、実は日本的「保守」精神から乖離しつつある現状については、如何お考えでしょうか。

産経新聞を中心とする産経グループも、女史が活動拠点とされる報道機関のひとつですが、その産経グループ(特に産経新聞)は、自公連立政権(厳密には当初、自自公連立政権)の成立と共に、公明党支持団体(及びその系列企業)の広告を頻繁に掲載するようになりました。

報道機関が広告主を悪しざまに罵るのはご法度であることは、その世界に身を置いておられる女史の方がご存知でしょう。


ならば問います。

保守精神の堅持を謳う報道機関が、保守精神とは異なる思想基盤を持つ政党の支持団体関係から、大量の広告を受けている現状で、はたして保守精神を維持できるのですか。

両者に葛藤や軋轢があった場合、良心に従って行動、発言できるのですか。

女史は文中、北朝鮮の対南政策に言及されています。

以下のその部分を引用させて頂きます。


「南北朝鮮が激しく対立していた時代の1973年4月、金日成が『南朝鮮(韓国)では高等試験に合格さえすれば行政府、司法府にいくらでも潜り込むことができる。頭がよくてしっかりしている子らはデモに駆り出さず、高試準備をするようにしなさい』という指示を出しています。北朝鮮シンパの人材を裁判官、あるいは、国会議員、新聞記者などに仕立て上げれば、韓国を体制内から変えられる、北朝鮮にとっては理想的だというわけです」


これと全く同じ手を駆使して、国内の各界に浸透している勢力があることはご存知ですよね。

そしてその影は畏れ多き所にまで伸びていることも、知らぬとは言わせませんよ。


「そうか ☆ がっかり」


女史が今回、活躍の足場として設立されたシンクタンクが、保守系論壇がタブーとする対象にまで斬り込み、「職業保守」などと言う戯言を申す輩を一蹴する活躍をされることを切望して已みません。

ところで失礼ながら、女史は歴史が大変苦手でいらっしゃいませんか。

例えば1334年(室町幕府成立)から1600年(元和偃武)までを、己の史観から説明できますか。

「国家基本問題」研究には、歴史(特に日本史)への理解と咀嚼が不可欠と愚考申し上げます。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-29 17:40

これが現実、これが米国の意思

米国が北朝鮮に対してぬるい態度を取っているとご不満の自称「保守論客」各位へ。

この記事は如何説明されますか。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/37600

この微妙な時期、最新鋭空母と護衛艦派遣先の同盟国を軽んじていると、誰が言えますか。

北の将軍様や、中国の一部不満分子、その名も「ロナルド・レーガン」と勝負できる根性がありますか。


日本への明確な支援、北京五輪への暗黙の支持、どさくさ紛れの破壊工作に対する牽制。

これ以外の説明があれば、是非貴意ご開示の程を、論客各位殿。

(朝版 了)
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by 4kokintou | 2008-07-29 08:49

拝啓 胡錦濤国家主席殿

胡錦濤主席が政治の実権をある程度掌握して以降の特徴として、「情報公開」が挙げられます。

例えば、こんな記事。

http://www.pekinshuho.com/sh/txt/2008-07/25/content_136134.htm

新疆ウイグル自治区と言えば、現政権が最も神経を尖らせている地区ですが、そこが大旱魃に襲われていることをメディアで平気に紹介します。

勿論、国防上の機密や政治的判断で公開が見送られた情報も多々あると思われますが、各地の収穫の出来不出来程度はもはや当局の検閲対象ではなくなっているのです。

つまりこれは、官民の報道機関を現政権が見方につけていると共に、次期政権に後戻りを許さない意思表示と言えます。

各種報道機関は、ある程度とは言え一度手にした「言論の自由」を手放そうとはしないでしょうし、当局が情報公開を渋れば、社会の木鐸を一挙に敵に回すことになります。

その意味からも、習近平に「次」の目はないと思うのですが、如何でしょうか。


拝啓 胡錦濤国家主席殿

北京五輪を直前に控えた今、内憂外患を抱えながらも、寸暇を惜しんで職務に邁進されている様子は、

北京週報(http://www.pekinshuho.com/index.html)

人民網(http://j.people.com.cn/)

を読ませて頂き、拝察させて頂いております。


第三者ながら、貴兄が目標とされる「真面目な努力が相応に報われる社会」の実現は、是非達成願いたいと思料致し、その意味も含めて本ブログを運営している次第ですが、それ以外にも何かお役に立つことはないかと愚考しました結果、一冊の書物を推奨することに結論が至りました。

小堀桂一郎著「宰相 鈴木貫太郎」(文春文庫)

今も出版されているのかは存じませんが、是非ご一読賜りたく、ご紹介申し上げる次第です。


日本も過去に幾多の難局に直面致しました。

その中でも太平洋戦争の収拾は、国家存亡に直結する大難事でした。

孤立無援の中、畏れ多き向きをはじめ、元老や元勲、重臣や高官が命を賭して決断を下され、体を張って滅亡の淵から祖国を守り抜いて下さいました。

あの昭和20年の時点においても、まだそれだけの人材が日本には存在し、我が身より後生を重んじ、全てを呑み込んでくれた先達が揃っておりました。

勿論、中国の最高権力者の貴殿とは、視点も自ずから異なることは否定致しません。

しかしながら、貴殿を待ち構えているのが、順境ばかりでないことも、ご自覚の通りです。


貴国の全てが世界より劣っている訳ではないように、我が国の歴史も全く参考にならぬ訳ではありません。

八方塞り、或いは四面楚歌の状況に追い込まれながら、最悪の事態を回避し、しかも王室(皇室)の存続を果たし、後生に後世を託すことを、中国人はやり遂げたことはない筈です。

今の貴国は真っ当な人間が暮らせる真っ当な国になれるか、ロシアやルーマニアの様に裏社会の勢力が表社会まで支配する「クズ国家」に成り果てるかの岐路に立たされています。

貴殿の周囲の全てが、有能で誠実な憂国の士であることを、心より願う次第であります。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-28 20:27

中国当局が真に怖れる事態

今回は、中国当局が五輪期間中、或いはその前後にどのような事態が想定しうるか、それが真に現政権に対する脅威となるかを考えてみました。


主要国ボイコット:
これは最早有り得ないのは明々白々。

要人暗殺:
80カ国の元首、要人が開幕式には集うので可能性はなくもないが、実行者(企画者)がばれたら世界を敵に回すので、あまり得策ではないですが、情勢を読めない「跳ね返り分子」は世界の何処にでもいるもので、ここは中国公安の情報収集力の試されるところ。
成功の自信があれば、江沢民がイスラム過激派に金を出して、福田総理でも暗殺することも考えられるが、それが胡錦濤国家主席の面子を潰すことになっても、現体制の失脚、退陣には繋がるとは思えません。
可否はともかく、試み甲斐があるのはプーチン「首相」。その場合、鬼より怖いロシア・マフィアが黙っていないでしょうけれど。

爆発物テロ:
これは「織り込み済み」だと思います。
北京であろうがなかろうが、市街地で爆弾テロが発生するのは覚悟のうえと考えられます。
米国だってアトランタ五輪の際、爆弾テロに見舞われていますから(ユナ・ボマー事件)。
多少のテロは仕方ないと言うところでしょうか。

ミュンヘンの悪夢の再現:
どうしても阻止しなければいけないのがこれです。
ミュンヘン五輪では、PLO(パレスティナ解放戦線)主流派組織ファタハの軍事部門「黒い9月(ブラック・セプテンバー)が、イスラエル選手団の寄宿舎を急襲して人質にした挙句、イスラエル人11名が殺害された事件です。
この種の事件だけは、国家の面子も丸潰れですし、何処の組織がどの国を憎んでいるかなんて、それこそ組み合わせは無数にあります。
とにかく、国籍に関係なく、テロ組織に選手団を人質に取られないこと。これだけは避けないと政権崩壊に繋がります。


とにかく、中国公安当局の健闘を祈りましょう。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-26 18:23

中国の汚職裁判

先日ご紹介したレポートにもありましたが、上海の金満家が贈収賄等で逮捕され、裁判にかけられたのですが、上海の地方裁判所はもの凄く甘い判決を下しました。

それに懲りたのか、上海を舞台にした、その後の汚職事件の裁判は、不思議なことに大連(温家宝の縄張り)や安徽省(胡主席の生地)で行われ、比較的重罰が下っています。

裁判を受ける場所によって量刑も著しく変動する訳です。

簡単に言えば、被告の所縁の土地ならば、被告は無条件に有利に扱われ、何の縁のない場所では厳罰が待っていることになります。

とすれば、被告の身柄を搬送するか、搬送するとすれば送り先は何処なのかで、被告の運命は決まる訳で、審理は関係ないと断言しても良いのです。

この地縁、血縁主義を打破せねばならないのですが、そのために己の「縄張り」を使わねばならない矛盾を、胡温政権は抱えています。


近い将来、中国を西洋的(或いは日本式)民主主義国家に変貌させることは不可能だと確信しています。

仮に無理矢理導入したとしても、結果は四分五裂の挙句、今のルーマニア、ブルガリア、ベラルーシ、ウクライナ、それにロシアの如く、マフィア(裏社会)が表社会をも支配する「やくざ国家」になるのが落ちです。

では、胡政権は何を目指せば良いのか。

「法治、公平、公正、勤勉、正直、血縁地縁拝金主義の排除」です。

特に法治主義の徹底です。

社会主義革命が失敗した国は、法治主義の徹底がなされていなかった国ばかりです。

つまり、社会主義或いは共産主義革命が証明した定理は、「革命の成功は、それ以前に法治主義の徹底を前提条件とする」です。

そしてこれは、「孫文-毛沢東」の共産主義方式でもない、「孫文-蒋介石」の国民党方式でもない、「蒋経国-李登輝」の新台湾人方式でもない、遡って孫文、更には太平天国をも否定する、「第四の道」なのです。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-07-25 21:09

中国共産党と中国共産主義青年団(共青団)

以前にもご紹介した、戴季陶(戴天仇)著「日本論」(社会思想者 現代教養文庫)を読んで以降、ずっと気に掛かっていた箇所がありました。

それは179ページ以降に掲載されている、戴天仇の盟友の胡漢民の「日本論」序の中頃にある一節、

「世故人情にたけた人物だと、自分を責めるという口実で、じつは自己弁護するものだ。(中略)大にしてはモスクワの共産党本部が中国共産党や共産主義青年団を幼稚だと叱責するが如く、(後略)」

です。

実はこの「胡」さんも、今の中国の頂点にいる「胡」さんと、何らかの関係があるのか、興味が尽きないのですが、それよりも腑に落ちないのは、コミンテルンを含め中国側知識人も「中国共産党」と「共産主義青年団」を別組織、或いは同格の組織と認識している点です。

その時点で、共青団が共産党の下部組織ならば、このような表現はしないです。

単に「中国共産党を幼稚だと~」とするか、名称を出すにしても、「中国共産党、殊に共産主義青年団が幼稚」云々となる筈です。


一般に組織、団体は創立記念日を持っているものです。

中国共産党は1921年7月23日。

ついでに言えば、日本共産党は1922年7月15日。

では共青団は? 1920年8月(日付まで分からず、以上例によってWiki)

解説では、共青団が中国共産党の準備組織の様に表現されていますが、本末転倒でしょう。

総合大学を創設するのに、付属中学から先に作る人はいません。


共青団は元来、中国共産党とは別組織だったのではないか。

或いは共産主義諸派がコミンテルンの命令で「大同団結」した際の一派か、諸派の中の1つの下部組織ではないか、そう考えられるのです。


共青団を取り上げる度に感じられたことなのですが、この集団の特徴はその閉鎖性にあります。

結論
共青団はそもそも、複数の有力な宗族が集って結成した、共産主義の天下になった時の「保険」としての組織ではないか。

首謀者の一人は周恩来?

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-25 17:08

国家基本問題研究所 ~再々考~

同じ保守を称しながら、本誌とは親の仇の如く意見が分かれている(内実は小生が勝手に噛み付いているだけですが)国家基本問題研究所ですが、漸く「会員募集欄」に年会費が公表されました。

それによると、年会費(1口当たり)

個人 1万円
賛助会員 10万円
法人 100万円

参考までに、このブログ、ロハ(只)。


申し訳ないですが、本誌が貴HPと内容の点で著しく見劣りするとは思いませんし、世の中、本誌程度の内容のブログ、HPはそれこそ掃いて捨てるほど存在します。

志を同じくするものを結集するのに、先立つものが要ると言う発想そのものが、情報通信革命によって時代遅れになっているのです。

音楽のダウンロードが可能になって、音楽が消費財であることが再認識され、耐久財的性格を持つCDの売行きが激減した様に。


戯言はこのくらいにして、以前にもご紹介したかも知れませんが、以下3記事(連載物)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~youta/osamu059.htm

http://www2s.biglobe.ne.jp/~youta/osamu060.htm

http://www2s.biglobe.ne.jp/~youta/osamu061.htm


所々に頓珍漢な記述もあるけれど、むしろ、あらためて驚嘆せざるを得ない面が多々ありますが、それにしても汪道涵、江沢民、朱鎔基と揃った、上海と言う都市の磁場と言うか、中国離れ(?)した街の雰囲気には注視せざるを得ません。

それから、中国ではおそらく今もって、「縄張り」とか「私領」と言った感覚が普通なのでしょうね。

「この土地は俺が開拓したから俺の物」と言う、共産主義ではおよそ相容れない感覚が罷り通っているのだと思います。

これなんですね、「胡温革命」が是が非でも排除したい思考は。

法律の手続きを踏めと。


おそらく、以前に取り上げました「第一機械工業部」も、誰かの「縄張り」なのだと思います。
(やっぱり陳運にたどり着くと思うのですが)


共産主義の衣を着て、儒教の復活を容認しながら、法家的信賞必罰で処断する胡姓権。

既得権益に慣れ親しんだ連中が何時爆発するか、見物です。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-24 17:33

税収

本日(7月23日)付の日経新聞によると、今年上半期(1-6月)の中国政府の税収が、前年同期を上回っているそうです。

景気は明らかに減速しているのに、税収が増えると言うことは、それまで企業と癒着していた税務署が、きっちり正味の金額を巻き上げるようになったことを意味します。

勿論、江沢民系企業グループを狙い撃ちでしょうね。


ところで、またもやこんな記事。

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-07/22/content_135247.htm

国有地の払い下げなんて、汚職の最たるものであることは、皆様ご承知の通りです。

それを遡ってほじくり出そうと言うのですから、「地方の高官は全部クビにするぞ」と宣言しているようなものです。


しかも、この監察部(これは行政機関です)部長(馬馼部長と言います、女性)、国家予防腐敗局の局長も兼任していて、しかも党では、あの「鬼より怖い」中央規律検査委員会の副書記(複数います)です。


この中央規律検査委員会、胡錦濤総書記(国家主席)の直属機関であることはお伝えしている通りですが、おそらく名目上では一番偉い賀国強書記は単なる飾りで、副書記の何勇や馬馼が仕切っているのではないでしょうか。

国家主席の意を受けた中央規律検査委員会の実力者が、行政機関の監察部を動かして腐敗摘発に乗り出す、この夏の中国は血を見ずには済まされないと思います。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-23 17:06