現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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中国人留学生

まずはこのような記事から。

http://www.pekinshuho.com/ztjl/txt/2008-10/21/content_157677.htm
日本への中国人留学生、累計90万人に

http://j.people.com.cn/94447/94448/6522893.html
「90後」の新入生、4割が卒業後に留学希望


以前に読者からご教示頂いた通り、どうも中国人留学生の多くは中国以外の別天地で、己の人生を全うしたい様ですが、胡錦濤国家主席に言わせれば、「想定の範囲内」です。

それにしても如何に日本への留学が多いことか、胡主席も「歩留まりの悪さ」は気にしていないと思います。

革命(勿論、「胡錦濤革命」)の松明を手渡すのは一人で充分、革命の継承者はごく少数、たとえ一人でも構わないのです。(その周囲に集うものが多いにこしたことはありませんが)

胡錦濤主席並びに温家宝首相の後任、更には次世代の政治局常務委員の布陣は、おそらくもう決まっていると思われます(。習のボンボンはこの中にいません。政協の方へ島流しです、多分)

胡錦濤革命の主旨は簡単です。

「革命には時間がかかる」

「次世代のために教育を中心に民度を高める、何がしかの物を残す、自分で使い切ると言う発想を排除する」

「農民を主体とする非宗族系中国人と旧宗族系中国人の融合、そのための農民の地位向上、差別撤廃」

「下へ蹴落としあう革命は有害無益、全体が上へと向かう革命こそが正しい」

「子孫のために先を見据える、我が身を捨てても後生の幸福を優先する」

こんなものです。


胡錦濤革命の成否は、今後続々と増える日本への留学生の内、一人でも「革命」に気付いてその精神を体得できるか、全部無駄に終わるかの、「1/∞」か「0/∞」に掛かっています。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-31 17:45

中国語講座

以前にも告白しましたが、中国人と喋ったこともなければ中国語なぞ一言も喋られない分際で、「中国語講座」をやります。


日本語と中国語(正確には漢文になりますが)を比較した場合、日本語が比喩表現が多いのに対し、中国語は反語が多いです。

ついでに言えば、漢文の世界では再読文字がありますが、英語にもそれに相当する言葉があると考えていますが、これはあくまで私見です。


反語が多いからなんだと言われるかも知れませんが、要は意味に捻りを加えるのが中国流、ぼかすのが日本語的と言えましょうか。

ところでぼかしは濃淡ですが、捻りは何回でも出来ます。

ですから、あんまり捻り過ぎて腸捻転を起こしている文章だってあります。

思うに、くどくどと言い訳がましい文章にはあんまり意味がなく、簡潔すぎる文章には重大な意味がこめられている場合が多いです。

例えば、前回ご紹介したこの記事、

http://j.people.com.cn/94476/94675/6520051.html
経済特区の歴史

あんまり簡潔過ぎて、表面上は何のことやらさっぱり分かりませんが、結論から言えば、江沢民に象徴される成金宗族の長年の根城である、上海の浦東を叩き潰すと言う宣戦布告ではないか、そのように解釈しています。

なぜなら、浦東だけ「特区」に指定したとは記さず、単に「開発」、「開放」しただけですから、記事によると。


それから、「若干」は「絶対見逃すな」或いは「注目!」の意味です。

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-10/20/content_157637.htm
中共中央「農村改革・発展の推進における若干の重大な問題に関する決定」

この記事に掲載されていることは、全て事実でしょうけれど、どこかにこっそりと水爆級の爆弾を忍ばせてある筈です。

ただ、残念ながら個人的には何処が「地雷」なのかが分からないです、表面だけなぞるだけでも値打ちのある文章ですけれど。


胡錦濤「革命」の特徴は、「革命には時間がかかること」、「全体を上に押し上げる革命であること」にあり、その点で胡主席は明治維新の意義を完全に咀嚼しています。

ですが、孫文の大馬鹿野郎が中国の歴史を粉々にしてしまいました。


その前にまず「明治維新前」と「維新後」でどう変わったかを考察しますと、

<維新前>

(天皇)

(公家)

将軍(征夷大将軍)

士農工商(左から順に身分が下がる)

被差別集団


<維新後>
天皇

華族

四民平等(「士族」有り)

(被差別集団)


最大の特徴は、「江戸時代は身分制を前提に上と下に歯止め(天皇と被差別集団)があり」、「維新後は基本的に上に向けての国民の一体化(具体的には四民平等と言う名の「全国民(全臣民)の士族化」)が目標の一つ」であり、「上に向かっての革命ゆえ、下の歯止めは必要なくなったが、上には歯止めが必要であり、その任を天皇に預けた、或いは維新前の将軍が担っていた地位のスペア、代役として天皇主権を確立した」点にあります。


違いは辛亥革命と比較すると一目瞭然です。

<革命前>

皇帝(皇族)

宗族階級

非宗族階級


<革命後>

(空位)

宗族階級(凋落傾向)

非宗族階級(一部が勃興)


上の歯止めがなくなったうえ、宗族が没落傾向にあり、非宗族の一部が外国と手を結び宗族を凌ぐ力を持ちつつあった時代でした。

こうなると、上(空位)を目指しての大混戦になるのですが、実態は蹴落とし合い、全体が下に下に沈んで行きます。

上と下の歯止めがなくなり、全体が下に沈む革命、孫文が「成就」した革命はそんなものでした。

「建国の父」などではありません、「歴史を弁えぬ大馬鹿野郎」です。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-30 21:00

疾走する「民意」と「天命」

昨日(10月28日)から今日にかけて、世界同時株高の様相を呈する中、ソウルと上海だけは今日、下げてます。

どちらも1つの方向に向かっていってます、「破滅」、「破綻」の方向へ。


司法分野の改革、もっと言えば粛清が最も難しいのではないかと思っていたら、とんでもなかったです、慎んで北京(胡錦濤・温家宝指導部)にお詫び申し上げます。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008102800959
汚職で最高裁副長官解任=全人代幹部、代表2人も失脚-中国


日本で言えば、最高裁副長官と国会予算委員長と、それに全人代代表(≒衆議院?)2名を一度に粛清したのですから、半端な攻勢ではありません。

おそらく「満を持して」と言う形容表現を使うべきでしょう。


胡錦濤政権は、

「綱紀粛正(汚職役人追放」
「公害企業駆逐」
「構造不況業種の業界再編成」

を名目に、

「事実上の逆累進課税制度是正」
「都市部から地方への富の再分配」
「不労所得層から勤労者への富の再分配」

を実現し、究極的には「旧宗族層と非宗族層の融合による国民意識の統一」

を目指しています。


ですから、「石が浮いて葉が沈む」江沢民時代(もっと言えば共産中国以降、更に言えば中国の歴史全体)は、何としても打破しなければなりません。


事実、中国では今、綱紀粛正の嵐が吹き荒れています。

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-09/25/content_154093.htm
民意を尊重した問責

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-10/27/content_159257.htm
国有企業の投資ミスや管理不全、トップに責任

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-10/27/content_159253.htm
炭鉱爆発事故隠ぺいの責任を追及 国務院の調査チームが発足

http://j.people.com.cn/94474/94737/6522080.html
過去5年間に有罪判決の処級以上の公務員は77%増


江沢民派は最早、各地、各分野の子飼いを守り切れなくなっています。

換言すれば、江沢民の後ろ盾の「ごーるどまん・さっくす」も窮地にあるということです。


日本には日本の、中国には中国の「革命」があります。

日本は革命の恩恵に与ることができ、今も恩恵を蒙っています。

中国は今度こそ中国流革命を成功させなければなりません。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-29 22:04

間一髪で「馬鹿ではない」

この記事を発見して漸く僅かながら安堵、自国の首相を(たとえ事実であっても)「馬鹿」呼ばわりするのは気分の良いものではないですから。

http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-10/27/content_159188.htm
麻生首相がチャイナネットを通じて中国の若者へメッセージを


間接的にせよ胡耀邦元総書記(故人)の実績に触れていることには、及第点を差し上げます。

しかし、外務省は外国要人の出自や所属集団、出身地あるいは家柄、血縁関係なんて基本的な事項は総理や外相に説明しないのでしょうか。

せめて、何で胡錦濤国家主席が自己紹介のよりによって冒頭に「原籍地 安徽省績渓県」と記している事実とその意味くらいは、伝えておく必要があるのではないかと思います。

ついでに言えば、勝手な憶測ですが、中国共産党員7,000万人余りの内、原籍地を明記しているのは胡錦濤国家主席ただ一人だと理解しています。

これひとつ取っても、「胡錦濤革命」が命がけであることが分かります。

原籍地を記すだけで、「右派」のレッテルを貼られて失脚してもおかしくないのですし、今の中国は(と言うか過去に一度も)、宗族(ところで何で山川の教科書は、いつの間にか「氏族」になってんだ、それでいて「宗法」と言う言葉を使用している)を公的に認めていません。

共産主義者としてあるまじきことをしているのです。


つまり、「孫文→毛沢東(中国共産党)」の流れであろうと、「孫文→蒋介石(国民党)」の流れを汲もうと、どちらも間違っていることに気付いています、胡主席は。

すなわち、「革命を達成するには時間がかかる(私見では三世代)」こと、「革命は上に向かうものでなければならず、従って下に向かうものであってはならず、しかも歯止めが要る」ことを理解しているのは、中国でも、或いは世界でもごく一握りです。


その意味で孫文がしたことは「世紀の大失敗」、「究極の大チョンボ」です。

明治維新と比較すれば一目瞭然です。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-28 22:07

馬鹿宰相

有り難きは読者各位、この竪子に知恵と知識と、過ちを改める機会を与えて下さる。

本誌、零細ブログなれど、誇るべきは読者の質、誠に「読者が執筆者を育てて下さる」ブログです。


本編に入る前に例の「馬鹿宰相」に触れねばなりません。

引継ぎの際、対中関係については、おそらく念には念を入れて説明したであろう福田前総理ですが、申し送り事項の中に「秋葉原に行くな、オタクに媚びるな」との一節は入っていなかった様です。

早速、秋葉原で一席ぶって、その後に漫画家と公開意見交換しています。

あ~そう、総理にお伺いしますが、漫画産業とかオタク産業とか、元を辿って行けば何処にたどり着くか、ご存知なのか、ご存じないのか、ご存知のうえで欺いているのですか。


「そうか☆がっかり」

「Tycoon of the North」

ですから中国現指導部は、まだ完全には信用し切っていません。

http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2008-10/27/content_159250.htm
麻生首相、日本の植民地支配と侵略に深い反省を表明


記憶に間違いが無ければ、福田前総理に対して、中国側(この場合は勿論、胡錦濤国家主席側)がこれだけ「念押し」していません。

それに「村山談話を引き継ぐ」ではないでしょう、「福田外交を継承する」ですよ。

まだまだ要監視の人物です。


話したいことはたくさんあるのですが、今日(10月27日)は一寸福沢諭吉からそれて、気になる記事をひとつ。

http://j.people.com.cn/94476/94675/6520051.html
経済特区の歴史

経済特区の地名を時系列的に羅列した、記事とも言えない代物ですが、歴史を振り返るということが「過去の遺物」扱いになるとすれば、事実上の「経済特区廃止宣言」に等しいのではないかと憶測しています。

中国はこういう点については繊細ですね、革命は下手ですけれど(苦笑)。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-27 23:00

共産主義の真の理解者

別に誰が共産主義者を自称、或いは他人からそう呼ばれようと、共産主義や社会主義とは縁がない(正直に告白しますが、両者の違いが良く分からないです。これでも小泉信三著「共産主義批判の常識」を読んでいます)ので、別に気にも留めませんが、どう考えても毛沢東とスターリン、或いはその後継者(ごく一部を除く)は徹頭徹尾、マルクス主義者ではありません。(ところで、マルクス主義者は共産主義者なのか社会主義者なのか、その両方を指すのか良く分かりません)

胡錦濤国家主席とその周辺は正しく理解していると思われますが、当人にその自覚があったかどうかは別として、マルクス主義の真髄を最初に理解した人物は、エンゲルスでもレーニンでもトロツキーでもない、他ならぬ日本人だと思います。


福沢諭吉。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

これこそ、共産主義の精髄そのものではありませんか。


しかもこの福沢諭吉の名言は、マルクス主義思想を敷衍したものではなく、その根底にあるのは「五箇条のご誓文」、すなわち「四民平等」の概念です。

こうしてみると、明治維新と言うのは、単なる政治体制の変革、転覆を意味するだけではなく、多くの歴史的意味を含んでいるのではないのかと思われます。


確かに「四民平等」の理想はすぐには実現されませんでしたし、現在も問題を抱えている部分
があることは認めます。

しかし、清教徒革命(英国)、フランス革命、ロシア革命、中国共産主義革命と比較すれば、如何に明治維新が優れた革命であったかは一目瞭然であり、明治維新に匹敵或いは凌駕する革命は米国独立しかないことが理解できます。

現状をみれば理解出来ます。

英国、フランス:
今でも貴族階級が存在し、爵位を世襲し膨大な動産、不動産を保有しているうえ、その子弟がエリート校経由で政治経済社会を牛耳っている。

ロシア:
旧ソ連ではノーメンクラトゥーラ、現在のロシアではオリガルヒと言う、資本主義の本家本元米国にすら存在しない超特権階級が存在する。

中国共産主義革命:
成金(江沢民とそれに連なる一群)と不労所得層(太子党)を生んだだけの、この中でも特に被害の大きかった革命。
しかも「文化大革命」のおまけつき。

革命の理想をともかくも達成させたのは、明治維新を遂行した日本と、米国独立革命を成し遂げた米国だけと断言できます。


そして今、中国を本気で立て直そうと躍起になっている人物たちは、本人が意識するしないにかかわらず、明治維新と五箇条のご誓文、そして四民平等の精神の継承者です。

中でも「革命の精神」、「革命の本質」を理解しているのが胡錦濤国家主席です。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-25 14:29

慎重を期する中国側指導部

李明博韓国大統領はいざ知らず、麻生総理には温家宝首相だけでなく胡錦濤国家主席も個別に面談しています。

異例の厚遇とも言えますが、麻生総理に対して警戒感と期待が入り交じる中国側としては、慎重の上にも慎重に、麻生氏への「瀬踏み」と「値踏み」が必要だったと考えられます。

この一事を以ってしても、如何に中国現指導部が自国の将来を日本に賭けているか、分かろうかと言うものです。


今回は軽い話題から。

http://www.pekinshuho.com/gjpl/txt/2008-10/23/content_158388.htm
習副主席「世界金融危機、世界各国の協力が必要」

文中に出てくる「第11回アジア欧州工商フォーラム」って、国家副主席殿が出てこなければならない会議なんでしょうか。

習近平国家副主席の次期国家主席がないと考える理由のひとつに、そのための帝王学習得のための修行(予行演習)を、全く受けていない点が挙げられます。

北朝鮮に行って将軍様と会った以外は、各国要人と面談していませんし、そもそも次期最高指導者候補が、静岡県知事と面会すると言うのも面妖な話です。

やはりこの人物、現執行部が上海(江沢民一派)を破滅に追いやるまでの「人質」としか考えられません。

ですが、次に狩られるのは太子党(革命殊勲者の二世、三世連中)です。


上海と太子党の連携ですか、それは有り得ません。

何で地位も名誉も誇りもある革命殊勲者の末裔が、戸籍を買ってまでして生き延びた「賎しい」人物と手を組めますか。

北京(胡錦濤主席側)が自分たちに手を下すことはないとタカを括っているのですね、お坊ちゃんたちは。

断言します、お坊ちゃん共にご忠告申し上げます、「胡錦濤革命」はそんなに甘くないです。

(了)
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by 4kokintou | 2008-10-24 17:54

政治家に求められるのは人格や正確ではなく、能力(=政治力)である

個人的な「麻生アレルギー」は当分治りそうにもないですし、矯正するつもりも更々ございませんが、対東アジア外交でツボを外していない点は評価したいと思います。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102000829
24日に日中、日韓首脳会談=北京で、日程固まる

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102100618
12月の開催打診=福岡で日中韓首脳会談-政府


無心することしか頭にない韓国大統領なんかに、日本も中国も会いたくないのですが、慣例となっていますから仕方なく会談に応じます。

まず100%、中国は温家宝総理が出てきます。

胡錦濤国家主席には会わせたくないですから。


日韓首脳会談、或いは中韓首脳会談より、日中首脳会談の方が遥かに大事です、双方にとって。

温家宝総理としては、麻生総理の腹の中を探り、対中政策についての真意を瀬踏みする必要がありますし、麻生総理としては中国側が自分をどうみているかを知る、いわば試金石の意味合いを持つ会談なのです。

中国からすれば「夜逃げの名人」韓国人経営者について文句のひとつも言いたいですし、日本だって何かする度に横槍を入れて来る韓国にはうんざりです。

両国とも、金の話をする前にすべきことがあるだろうと言うのが、韓国政府に対する偽らざる心境でしょう。


対して日中韓は、少なくとも事務段階では地ならしが進んでいると考えられます。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102200086
ダライ・ラマが31日に訪日=福岡・東京で講演、会見も


櫻井よしこ女史の「奮闘」も空しく、北京(胡錦濤政権側)とダライ・ラマの間では、非公式折衝が続いていますし、時間はかかるでしょうがどの辺りで折り合いをつけるかを考えながら、両者とも協議に臨んでいる筈です。

ダライ・ラマの来日、更には講演を認めるということは、日本とチベットの両方に対する、北京側の暗黙の意思表示と考えられます。


それから、12月の日中韓三国首脳会談ですが、これも中国側出席者はおそらく温家宝総理。

福岡と言うのが味噌で、麻生総理としては「所用で」東京に戻らねばならなくなったと何時でも言えますし、東京で開催して帰らずに粘られたら溜まりませんから、暗に「金の話をしても無駄」と言っているのです。

おそらく開催時期も、通常国会開幕の直前でしょう。

その頃には韓国経済がどうなっているのか、最早申すまでもありますまい。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-23 17:45

ポールソンの戯言

今日(10月22日)はこの記事から。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081022AT2M2201L22102008.html
米財務長官、米中緊張を懸念


何を今更と言う印象しか受けませんが、文中に出てくる「戦略経済対話」とは、ポールソン財務長官の出身母体ゴールドマン・サックス(GS)と、江沢民派が如何に癒着していたかを示す好例で、要は米国からの大口物件の輸出はGSが仕切って手数料を稼ぎ、輸入する側では江沢民派がリベートを得る構造(要は横領着服)になっていました。

その「対話」が、前任の呉儀元副首相(勿論江沢民派)から現在の王岐山副首相(胡錦濤国家主席側)に変わった途端、最初の顔合わせを最後に途絶えてしまいました。

それで「泣き」が入っている訳ですが、この一言から次期大統領が誰か、推測できるのではないでしょうか。

個人的には既に回答を持っていますが、今は伏せさせて頂き、読者各位の「考えるヒント」になれば幸いです。


「胡錦濤・温家宝革命」は止まることを知りません。

「汚職役人追放」のための断固たる姿勢を示しているがこの記事です。

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-10/20/content_157450.htm
元北京市副市長、収賄罪で一審死刑執行猶予

ただ、事件の舞台は北京なのに、裁判は北京以外で行っている点は、やはり減点と言うか、現執行部が司法組織全体を掌握していない現状がうかがえます。

ひょっとして司法改革が一番の難題かも知れません、それだけ司法に携わる者が汚れていますから。


http://j.people.com.cn/94474/94737/6518532.html
胡総書記「党風廉政建設と反腐敗闘争の手を緩めるな」

申すまでもなく、上海(江沢民一派)への最終決戦宣言です。


http://j.people.com.cn/94474/94737/6518812.html
李克強氏:省エネ・環境保護と経済成長の有機的結合を

この発言の背景には、日本の技術と行動規範を学び、環境に対する認識=国土をいとおしむ心を育む現執行部の基本方針が表れています。

その点に触れる李克強副首相、やはり次期最高指導者の有力候補です。

ところで、習近平国家副主席殿が重要発言をしたとか、見逃せない演説をしたとか、全く耳にしませんが、日々何をしているのやら。


http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-10/20/content_157508.htm
国務院常務会議、不動産取引税を減税へ

これは3中全会で決定した「農地の事実上の売買自由化」を下敷きに考えると分かりやすいです。

農地の売買の際、不動産税が高ければ農民の手取りが減ります。

農民保護を訴える現政権としては、それは避けるべきですから、この部分の減税は必要不可欠と言う結論になります。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-22 17:27

加速する「革命」

各方面の3中全会関係報道記事に目を通した結果、得られた結論は、やはり「胡錦濤国家主席・温家宝総理体制」は革命を目指していると言うものでした。

インターネット上では北京週報も日経新聞もそっけないのですが、新聞の本文を読むと、今回の3中全会の決議内容が、「革命的」と評する以外にないことが分かります。


http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-10/20/content_157467.htm
農村改革と発展に関する重要問題の決定が発表

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081020AT2M1900C19102008.html
中国、農地使用権売買を容認 大規模化で所得上げ狙う


実は、日経の記事のこの後の部分に、驚愕の内容が書かれているのです。

それによると、「農民による農地の集団所有を基本としてきた中国にとって、農地使用権の売買自由化は事実上の『農地私有化』」といたうえで、「急速な経済発展に伴う開発で、農地を強制的に収用されながら農民が充分な補償を受けられないケース」も目立っている現実を指摘し、失地農民が5,000万人を超えていると推測しています。

すなわち、これにより地方政府やそれと癒着した業者による強制収用が事実上不可能になった訳ですが、それよりも次の部分が「革命」以外の何でもないです。

「『決議』は中小都市で安定した職に就いている出稼ぎ農民に都市戸籍を与える方針も打ち出している」

最早説明の要もないと思われますが、究極の目標は「戸籍の一本化」であり、「都市と地方の間に横たわる差別意識と対立の解消」です。

これは有力宗族集団による、「取り残された非宗族層」の救済及び取り込みであり、五輪閉幕後の景気減速が顕在化しつつある現状においても、「上海とその周辺(=江沢民とその取り巻き勢力」を例外として、農民や失業者、貧民の暴動が起きていない理由もここにあります。


一方で江沢民の「貯金箱」には火が点きました。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34423420081021
CITICパシフィック、為替取引で20億ドル近い損失計上の見通し

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK829048520081021
CITICパシフィック<0267.HK>の投資判断を引き下げ=米系3社


損失を表に出さざるを得ないところまで、江沢民系企業は追い込まれている訳です。

おそらく大半の江沢民系企業が、「倒産→現執行部系企業による事実上の吸収合併」と言う道を辿るのではないでしょうか。

CITIC(中国中信集団)も間もなく「陥落」するでしょう。


最後の、一見すると中国と関係ないと思われる記事をご紹介。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200810/2008101000811
最大与党の解党を=最高検が申し立て、政権崩壊も-タイ

華僑で江沢民との繋がりが強いタクシン前首相の流れを汲むタイの現政権は、早々に転覆されることになります。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-10-21 17:52