現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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温家宝来襲(じゃなかった来日)

来襲なんて言ったら温家宝総理に失礼ですが、そんな気持ちで迎える方々も多いでしょうね、日本には。

ヒラリーが日本に少しだけ立寄って、鳩山総理に「エエ加減にせんかい!」とドスを利かせて離日、鳩ポッポ首相は慌てて沖縄基地問題で軌道修正したけれど、もう手遅れなことだけは間違いないのに、それも分からないのだから致し方ありません。

ヒラリー国務長官はその後中国に滞在、超大国(米国、ヒラリー+ガイトナー財務長官)対大国(中国、王岐山副首相+戴秉国国務委員)との真剣勝負が始まりましたが、議題に上る可能性が皆無なのが、人民元切上げ問題。

表面上は兎も角、そんなことを言い出したら会談が決裂して米国が損するだけです。

主題の一つは「日本処分」です。

鳩ポッポを首班とする民主党連立政権がもたらしたものです。

結構高くつきますから、この際、「金持ち年寄り税」でも作って、鳩山家と石橋一族から巻き上げて弁償の一部に充てれば良いのに。


温家宝総理「来襲」はそれを受けてのものですから、内容は相当きついものになります。

米中とも、鳩山に「自民党的政策」を強制実施させるだけさせて、その後に完膚なきまでに潰します。

勘違いしてはならないのは、「胡錦濤革命」が過去と現在の日本をお手本にしながらも、別に国家主席殿が親日である必要は全くないということです。

反日の焔を押し隠して今に至っても不思議ではないのです。

ですから米中戦略経済会議こと米中「日本処分」会議の合意内容が厳しくとも、不思議でも何でもありません。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-26 00:26

空理空論に生きる朝鮮民族

朝鮮半島に緊張が走っているそうですが、そんなもの存在しません。

南北朝鮮(大日本帝国が併合したのは大韓帝国であることを認めない限り、韓国とは呼びません)がその気になっても意味のないことです。

異なる陣営で戦争が始まるには、少なくとも片方で盟主国を含めた当事国がその決心をする必要があります。

北朝鮮の場合は中国、南朝鮮にとっては米国がそれに相当します。

換言すれば、米中の少なくとも一方がその気にならなければ、「冷戦」は熱戦に変化しません。


貧すれば鈍すと言う諺がありますが、北朝鮮をみていますと鈍する程度の「貧」はまだ生易しい方で、そこを突き抜けてしまうと何とか知恵が涌いて来るのではないかとさえ思われます。

ですから過去の大量餓死を乗り越えた政権としては、デノミの大失敗は大失態で痛手ですが、だからと言って手を拱いている訳に行きませんし、この程度の苦境は乗り越えるだけの経験と知恵があると考える方が妥当です。

今回の轟沈劇でも、その場所は北朝鮮が領海内と主張している海域で、この主張を中国が支持しない訳に行きませんし、米国もイラン以外で事を荒立てる余力はありません。

「朝鮮半島の帰趨は米中が決めること」、これに付け加えるとしたら、日本が副次的役割を果たすこと程度。

言い換えれば、朝鮮半島の運命は朝鮮民族が決めることは出来ないのです。

この簡単な現実から、特に南朝鮮は目をそらす傾向が強いです。


「領海内に敵性国家の軍事船舶が侵入したから攻撃した」、この(屁)理屈に米中も怒りながら、言葉だけで行動が伴っていません。

将軍様の経済政策を拝聴するのは遠慮させて貰いますが、国際関係の隙を衝く巧緻さには脱帽です。

それと南朝鮮の諜報能力が意外に低いことも判明、陰謀説を採るには軍船の喪失は痛過ぎますし、その見返りも今の所ありません。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-24 23:05

権力の輪

確か日経記者の中国関連の著書に、現地の名士が何かを祝宴を開く時、公安や警察は言うに及ばず、何故か裁判官まで必ず招待されると記されていた覚えがあります。

要は何かのために権力に触れ得る者には全て便宜を図ると言うことなのですが、この「権力の輪」とも言うべき構図に、報道媒体(報道機関)が入っているのか、興味深い所ですが、中国言論界の現状をみる限り、仮に列席を許されても上座は望み薄でしょうね。


一体、民主的か非民主的かの違いは、言論界(報道媒体)を「権力の輪」に取り込むかどうかと言う点だけではないか、と言う絶望的諦観に襲われる時があります。

例えば某国営放送、警察、検察、裁判所(司法)が手を組めば何でも出来ます、抹殺も出来ます。

日本と中国の違いと言えば、「権力の輪」に某国営放送が加わっているかどうか、日本では「権力の輪」に楯突かない限りにおいて生活が保証されるが、中国では楯突かなければ「死なないで済むかも知れない」。


思えば日清戦争以来の100年間、1945年8月15日も含めて、日本が先行していました。

日本と言う国は良く言えば尚武の国、要は手が早い国で、殴り合いだけは中国にも負けないと言う(おそらく古代から)意識を持っていた、ある意味稀有な存在です。

高句麗の方が本当の敵と認識していたかも知れません。

ただ衆目の一致する所、東亜の覇者は中国で、だから「眠れる獅子」で居られた訳で、それがこの100年余りは「華夷変態」でした。

そして東亜の秩序を「正常化」するには、その「笑いながら死んで行く」日本を手本にせざるを得ない、この結論に至るまでの中国の苦悩、これを分かってあげねば、それこそ死んでも死に切れないでしょうが、残念なことに殆どの日本人に分かって貰えないから中国人はやり切れません。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-21 23:38

ガス欠からの復活

毎度毎度ガス欠になって、読者にはご迷惑をお掛けします。

ご既承の通り、時々この状態になりますのでご寛恕の程を。


ガス欠と言えば、北朝鮮の魚雷艇はガス欠でもなければ錆びてもいず、信管も腐っていなければ火薬も作動したことにビックリ、後先考えずの怪(?)挙であることはさておいて、見事轟沈、中朝同盟の片務的性格を巧みに利用した点は否めません。

正確な表現は忘れましたが、「血と涙とべトンで固めた」両国の同盟関係は不滅で、北朝鮮が攻撃を受けた時には、中国は全力で助けなければならないことになっています。

北朝鮮が先に手を出した時には、中国にその責務は発生しませんが、と言って北朝鮮が報復を受けて例えば米韓にボコボコにされて放置出来るかと言えば、人民解放軍の威信に賭けても、中華思想の論理から言っても、看過出来ません。

ですから今回の事件は将軍様の「殴り得」で、危うい瀬戸際外交ながら、なかなかの軍事及び外交手腕を示してくれました。(この事件から判断して、将軍様は胡主席に頭を下げていませんね。中国も後継者を認める意思は最初から無し、「核保有国」同士ですから、核抑止力の確認だけしたのでしょうか)


お便りによると、その伸るか反るかの大博打に出た将軍様のお姿を見かけられる栄(?)に浴された方がいらっしゃるとのことですが、読者各位のお便りには貴重な情報が満載なのですが、今回小誌が驚かされたのは、中国における「公安」の権力の強さです。

出迎え役の李第一副首相の面子も何のその、隣国の将軍が何でい、エリート集団のお偉いさんが何でい、天津と大連を〆る温家宝が何でいと言う輩が中国にはまだ居ると言う歴然たる証拠ですね。


最後に、好い加減にしないと堪忍袋の緒が切れるぞと言う警告。

http://japanese.beijingreview.com.cn/ztjl/txt/2010-05/18/content_272973.htm
核軍縮:日本の外相による、いわれなき中国攻撃について

本気まであと一歩、中国に出店しているイオン系店舗は全部潰すくらいの腹を、相手が括っていると考えるだけの思考能力は無いか、習以下の御曹司。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-20 23:23

精華大学

精華大学が池田大作氏に名誉教授の称号を授与とのこと。


「せいか☆がっかり」


精華大学ってどんな大学か調べてみたら、北京大学と甲乙付け難い高偏差値の大学とのこと。

卒業生も凄いですが、Wikiによれば米国が義和団の乱の賠償金で作った大学とのこと。

日本流に解釈し直すと、東京工業大学を外国の財団が作った様なものでしょうか。


米国の賠償金で設立されたとのことですが、米国政府が作った訳で無し、そもそも米国には「私立」と「州立」はあっても「連邦立」大学はありません。

じゃあ、精華大学の実質的創設者(団体)は誰なんだということになります。


以前のお便りで、ポールソン教授が精華大学で習のお坊ちゃんを教育指導していた旨のお話を頂戴しましたが、ある流れを考えると何処かで繋がると信じています。

ところで、「精華」ってどういう意味なのでしょう、英語ではどう訳されているのでしょうか。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-14 23:43

色眼鏡を排す

櫻井女史の様な、或いは立場は全く逆だが福島瑞穂社民党党首の様な、それぞれ「保守」、「左翼」の前に「職業」の文字が付く方々には、米国も中国も日本さえも、その真の姿を感得することは不可能でしょうが、歴史を道標に迫っていくと言う地道な仕事を続けていれば、思わぬ時に思わぬ真相を語ってくれます。

(尚、福島瑞穂女史本人乃至その両親が「在日」帰化人であるとの由、真偽の程は存じ上げぬが「在日」の方々から嘆き声が一向に出てこないことを訝しく思う次第で、「あんな馬鹿、ウリ・ナラの同胞扱いにしないでくれ」ぐらいは公言すべきだろうと思いますが如何。)


http://j.people.com.cn/94473/6982524.html
日本を訪れた中国人 お金があるのは尊厳と違う

思わず唸ると共に、中国は苦心惨憺の末、これだけ中身のある、しかも品格のある文章を、一部の人間とは言え認めるようになったことに、ある種の戦慄を感じました。

翻って今の日本人にこれだけの中身、風格、説得力と読後感を与えることが出来る人物は稀であり、まさに「魚は頭から腐る」を実践中であることを痛感した次第です。


職業保守の言い立てるのとは異なり、今の中国は相当な面で各種の自由が(暗黙にしても)了解されつつあり、また職業左翼の礼賛とも異なり、深刻な問題点が存在し、しかも当局がそれを情報公開しています。

実際、今の中国は海外の社会主義政党を相手にするつもりは毛頭無く、とすれば左翼政党は近々にも店を畳むことになると思われます。


話変わって次期国家主席競争ですが、この人物を穴馬として押さえておく必要があります。

http://j.people.com.cn/94474/6984213.html
李源潮・中共中央組織部長が日本経団連会長らと会談

政治局員にして中央組織部長、上海の「団派」である意味太子党。

もの凄くバランスが取れています。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-14 00:47

3時間

上海万博の日本館が3時間待ちだそうです。

以前、読者から北京の地下鉄で利用者が「整列する」光景を目の当たりにして、軍事力増強や工業力増産を遥かに凌ぐ「革命的」出来事との主旨のお便りを頂きましたが、上海の「3時間待ち」も北京の件に負けず劣らず「画期的」で、ひょっとして文化大革命の際に殴り殴られた者同士が、同じ列のどこかにいてもおかしくないと考えると、感慨深いものがあります。

それにしても文革以降、よくぞここまでたどり着けたものだと、隣国のことながら思わず拍手を送りたくなります。

文革を実体験した中国人は今でも多数生存しています。

そして最近の中国では文革を教えないらしく、その事実すら知らない若者が増えつつあるらしいですが、第二次文化大革命を引き起こしたくなければ、そうするのが賢明と言えるかも知れません。

勿論、「要人専用口」や「裏口入館」は日本の万博でもあったでしょうが、政敵の根城上海で突出して人気がある外国館が、他ならぬ小日本人が作ったパビリオンと言うのも皮肉な話で、万博そのものが不入りなことと併せて、胡主席の勝利宣言と言えましょう。

日清戦争以来、母国をボコボコにし続けた日本、敗戦で大人しくなったと思ったら、何時の間にか経済大国として遥か先を歩んでいる、憎いが格好の手本であるのは言うまでもなく、復仇はその後でも可能、特に内輪揉め(=文革)で生じた遅れは致命的、これが現政権の偽らざる心情でしょう。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-13 00:28

HSBC

HSBCと言えば「香港上海銀行」の略称であることは、皆様ご存知の通りで、この金融機関はその名称にもかかわらず英国資本であることも良く知られた事実です。

それにしても日本系金融機関で「ニューヨーク銀行」があったり、或いはフランス系金融機関で「東京大阪銀行」があるかと言えば、ある訳が無く、この銀行の名前は中国と言う獲物を襲う獰猛な蠍の二本の毒牙であることを示しています。

国民意識の高揚に熱心(?)な中国としては、この様な「帝国主義的、植民地主義的」名称の企業に就いては、速やかに改名するか、さもなくば撤退を命じるのが筋だと思われますが、その様な形跡はありません。

要は英国側が嘗めきっている訳です、中国側を、つまり完全に見下しています。

それどころか、当時英国の統治下にあった香港は兎も角、上海支店は国共内戦も共産中国建国も大躍進も文化大革命も乗り越えて、揺るぎない地位を保っています。

文字通り「香港上海」銀行なのですが、同行の他支店は次々と潰される中、上海支店が存続したと言うことは国民党政権も共産党政権も暗にそれを容認していたことになります。

他の支店は潰しているのですから、或いは他行の店舗も撤退させているのですから、「帝国主義的資本」の駆逐に、共産中国が不熱心な訳がありません。

かつての中国侵略の二本の毒牙を残す、しかも右腕を意図的に残す理由は、双方に無ければなりません。

英国が共産中国を国家として承認したのは1950年、件の上海の支店を接収せず、香港を武力解放することもなく、共産中国が求めたのは国家としての「承認」(≠国交樹立)でした。

HSBCは一般の理解以上に中国社会、特にその裏社会に食い込んでいるのではないか、そう思われてなりません。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-11 21:32

月曜は失礼

テンヤワンヤで手が回らず失礼しました。

火曜日は大丈夫だと思います。

執筆者
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by 4kokintou | 2010-05-11 00:38

景徳鎮

中国の都市の多くは、城壁に囲まれているか、かつては城塞都市でしたが、それでは景徳鎮は「城壁を持っている(持っていた)」か「最初から今に至るまで城壁を持たなかったのか」、中国どころか海外旅行にいまだ出かけたことのない小誌執筆者ですが、地名に答が潜んでいます。

「鎮」は地の利(特に水利)の良さから自然発生的に生まれた草市をその源としますから、城壁が無いのが原則です。

ついでに言えば、「鎮」を原籍地にする宗族は存在しない筈です。

あるとすれば、それは商人都市(商業都市)ですから商人階級、これを「意訳」すれは胥吏と言うことになるのではないでしょうか。


宗族階級=士大夫層=地主=知識人(読書人)と言う等号関係で結ばれることがありますが、ここで問題になるのは「地主」で、宗族の多くは「不在地主」です。

従って地方にあっても都市住居者であって現地農村に住んでいませんし、「鎮」も縁が無い場所です。

「農村が都市を包囲する」、絶対出来っこありませんが、毛沢東の階級意識を表す点で非常に貴重な言葉です。

(続く)
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by 4kokintou | 2010-05-08 21:58