現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou
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無念なのは己だけじゃない

心温まるお言葉を下さった「きりしま」様を初め、読者各位におかれてはくれぐれもご自愛なされます様、お礼方々申し述べさせて頂きます。

正直言って、受けた心痛と背負った罪は半端でないのですが、それを抱えながら歩んでゆくことが使命と思料し、肉親の入滅を以って「第一の人生の小誌」も失せ、同時に輪廻転生して「第二の人生の小誌」が生まれたと現段階では解釈しております。


胡錦濤前国家主席だって無念でしょう。

むしろ(おそらく同一宗族の)胡耀邦元総書記(故人)の無念を最も身近で知る立場にあり、それなりの政治的立場にありながらその失脚を防げなかった悔しさは想像に難くありませんし、その後の中国の「繁栄」を許してしまったことへの自責の念も一方ならぬものがあると思われます。

先日、胡錦濤前国家主席が胡耀邦元総書記の生家に足を運んで花を手向けたことが報じられ、日経などは習近平国家主席も承諾を与えたと報じていますが、軟禁状態にある訳では無し、「長老」に対してあそこは行くなとか言う権限を、現職の国家主席(兼党総書記)は持ち合わせていません。

それなら上海と北京を行ったり来たりしている江沢民元国家主席はどうなるのですかと言いたくなります。

そもそも「長老」は中南海の一角に住居が与えられるのが慣例で、上海出身であろうが原籍が安徽省であろうが、「長老」は北京に在住するのが慣わし、その慣習にすら従わない江沢民「長老」はどうなのかと訊ねたいが、日経新聞は教えてくれません。


習国家主席が何と言おうが胡錦濤「長老」は墓参をしていた、理由は簡単、故人の無念を晴らす準備が整ったことを伝えるため、云わば「逆文化大革命」宣言に等しいのですが、揚子江(長江)を泳ぐ毛沢東と異なり、胡錦濤「長老」は己の性格に合ったやり方で意思表示したのだと考えられます。

前後してボアオ・アジア・フォーラムが開催、このフォーラムの議長は国家主席時代の胡錦濤氏が「日中戦略的互恵関係」を結んだ間柄の福田康夫元総理、その福田氏の「接待役」を務めたのが李克強総理(党政治局常務委員)、勿論胡錦濤「長老」側の大物政治家です。

確か昨年は海南島まで赴いて福田元総理とも会談している習近平主席は今回欠席、このフォーラムは「団派」が仕切っていますから、居心地がすこぶる良くないのです。

また胡耀邦元総書記の長男の胡徳平氏が来日し首相官邸にて安倍総理と極秘会談、日本の内閣総理大臣が面会するには肩書が足りないのですが、「胡長老の名代」或いは「胡一族の代表、団派を初めとする胡長老陣営の使節団長」と考えれば、このい極秘会談は「日本側と胡長老陣営の最終的な詰めの確認」であると推察されます。

とすれば日本の了解と後ろ盾を得た今、胡錦濤氏は必ず動く、故人の無念を晴らすため、そして非力だった己の過去に別れを告げるためにも、中国に巣食い、或いは中国を食い物にする内外の既得権益層を殲滅するために、遠からず行動を開始します。


別に手厳しいご意見も頂戴している模様ですが、これについては稿を改めて考察する所存、暫時ご猶予の程を、今回はこの辺りで失礼させて頂きますが、小誌の唯一の取り柄は「執筆者より読者が粒揃いで優れていること」、過去に頂戴したお便りだけで金言集が出来上がるのではないかと思われる逸品です、是非ご一読の程を。

(続く)
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by 4kokintou | 2014-04-17 17:39

お知らせ

薬石効なく、最愛の肉親が死亡致しました。

茲にご報告申し上げますと共に、暫時入稿が不規則になる点に就きまして御海容願います。


小誌執筆者
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by 4kokintou | 2014-04-01 19:15