お気に入りブログ
記事ランキング
以前の記事
その他のジャンル
|
専門家と称する連中が、北朝鮮情勢について騒ぎ立てていますが、まず旧正月(今年は2月1日)以前に発言すること自体、己の非才浅学ぶりを吐露しています。
放っておいても旧正月が過ぎた頃には、現状を北朝鮮自身が教えてくれます。 将軍様にとって、どうしても外せない公務の一つに、旧正月休暇期間中の中国大使館訪問があります。 これだけは相手が胡錦濤系であろうが江沢民系であろうが、絶対に自身で赴かねばなりません、長年の慣例ですから。 つまり、在平壌中国大使館に本人が足を運べば、金正日総書記は健康になったか、無理をすれば動ける程度に容態が回復したことになります。 代理を立てれば、その代理は「お飾り」で、同行者が誰か、注目すべきはその一点です。 この「新年歓迎食事会」が重要なのは、この場に参列を許される人物こそが、朝鮮労働党、ひいては国家の中枢にいる「真の要人」だからです。 その中に組織指導部長が居れば、現時点の後継者最有力候補は次男で決まり。 多分そうなると思います、中止にならない限り。 ただ、今回は新年祝賀会そのものがお流れになるおそれがあります。 その場合は、将軍様は長時間の緊張に耐えられないか、ある程度回復してこの程度の公務はこなせるとしても、同行者の人選で決め様がなくなっているか、中国側が中止を求めたか(=事実上の縁切り宣言)のどれかです。 中国に話を戻しますと、今年は人民元が確実に下落します。 それが分かっているから、RBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)を皮切りに、中国株を叩き売って上海市場から引き揚げています。 そして、それがまた人民元安に拍車を掛けることになります。 この現状に大弱りなのは誰か。 読者各位はもうご存知。 人民元で膨大な資金を上海市場に寝かせている、「ゴールドマン・サックス」とその傘下企業です。 (続く)
by 4kokintou
| 2009-01-15 20:12
|
ファン申請 |
||