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今月(2009年4月)の「私の履歴書(日経新聞名物コラム)」は、是非ご通読願います。
今月は博報堂最高顧問の近藤道生氏が執筆と担当されているが、その内容の素晴らしさたるや、以前に同業者「通電(←決して右から読んではいけない)」の独裁者「豊田成」(←同左)などと並べることすら失礼にあたること、その都度卓越した内容、人生訓(表現)、物語が随所にちりばめられている点、これに比べたら独裁者と言う名の「孺子」など、何とお粗末な人間であることか。 本日(4月23日)にも誠に有り難い文章を認めて下さっていましたので、その部分を抜粋させて頂きます。 「(前略)そして戦場にあって人間性を失わなかった軍人がここにもいたという事実が、私の中に残る戦争の傷のひとつを癒してくれたことに対して感謝せずにはおられない。」 珠玉の言葉、それ以外の言葉が見つかりません。 本誌を執筆していく内に、おぼろげながら浮かんできたのは、何故人はこの世に生まれたかの答です。 すなわち、その分に応じて力を尽くし、後生により善き「手本、習慣、教育、事物、歴史、生き様、それらを含めた善に通じる全ての事柄、それらを伝える術と心得」を増やし、それらの「より悪しき部分」を駆逐する、これに尽きるのではないかとの想いに至りつつあります。 その意味で愚見の開陳をお許し頂ければ、本誌等を通じて微力ながら一歩でもその方向に進む、これが与えられた使命ではないか、そう考えています。 先人は「陰徳を積む」と言う大変有り難い言葉を、それこそ時代の検証と言う最高の磨きをかけて残してくれました。 つまり「非力な者でも善行によって報われる」、最高級の後生への贈り物と感謝しています。 本来の「中国」に戻りましょう。 中朝貿易が増加傾向にあるそうです、それもかなりの急勾配で。 「反ゴールドマン・サックス反江沢民反北朝鮮」を国是とする、しかも人民元の北朝鮮国内での流通まで認めさせた、胡錦濤国家主席をその領袖とする中国現指導部が、中朝国境を開放し北朝鮮が息を吹き返すのを手助けする筈がありません。 とすると増加分と言うか、いまや主流は海上貿易なのですね、「上海平壌貿易」。 上海の輸出品は、北の将軍様がその統治に必要な物資(例のミサイル用部品も含まれると思われます)もありますが、間違いなく大量に送っているのは、「人民元偽札用原材料」。 北朝鮮の「取り得」はそれこそ数えるほどしかありませんが、その数少ないひとつが「贋札技術」で、一時は日本銀行券の偽札も作っていました。 その後、日本が再度新券を発行したこと、偽ドル作りがばれて開店休業状態だったのですが、まだ残っているのですね、腕と技術は。 つまり、「上海から平壌に人民元偽札作成用原材料を含めた必需品」を送り、「平壌にしてみれば水準の低い人民元の贋作は造作もないから、原材料到着次第、作成を開始し、出来上がれば上海に」送付する、最後に上海はご褒美として命の次に大切な「ドル」を手渡す、こんな珍妙な貿易が成立しています。 本来贋作が出回れば、紙幣に対する信用が低下しますから、その通貨は下落する筈ですから、この贋作は本物よりも出来映えが良い(?)ので、それらが不動産や株式市場に投入されると、これらの市場が再浮上し、むしろ人民元高を生み出すことになります。 保身と権力奪還のための、なりふり構わぬ江沢民の執念、鬼気迫ると表現すべきでしょうか。 (続く)
by 4kokintou
| 2009-04-23 12:10
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