現代中国考

こっそりと再登板 ~李克強の如く~

これは大変有り難いことなのですが、良質の読者を少なからず獲得出来ましたことは、本誌にとって名誉この上ないことなのですが、翻って言いますとそれらの読者各位に堪能頂けるだけの文章をお届けするには、心身ともに充実していて及第点かと言うのが現状ですので、心身両面で打撃を蒙った昨今、暫くお休みを頂いたのもそう言う背景があるとお察し頂ければ幸甚です。

ですから今日(11月13日)は肩慣らしと言うか、リハビリの域を出ないのですが、諸葛孔明からは暫時「撤退」をお赦し頂けても、中国の現状からは目を逸らすことが出来ません。


最近の中国で特徴的なのは、習近平のお坊ちゃん(国家副主席)と入れ替わるようにして、李克強副首相(共青団出身)の動静を伝える記事が多くなった点です。


http://japanese.beijingreview.com.cn/zxnew/txt/2009-11/02/content_227930.htm
豪首相、中国の李克強副総理と会談

これは李副総理が外交の政策決定に参画する権限を与えられたこと、少なくとも首相級の相手の窓口になることへの、胡錦濤国家主席の「お墨付き」が出たことを意味します。

頑固者ゆえ、今でも次期国家主席は王岐山副首相だと信じて疑っていませんが、仮にその説が当たったとしたら、「胡錦濤・温家宝体制」から「王岐山国家主席・李克強首相体制」への禅譲と言うことになります。


http://japanese.beijingreview.com.cn/zxnew/txt/2009-10/23/content_225499.htm
李克強副総理、中米クリーンエネルギーフォーラムに出席

米国の窓口もいずれ任されるのではないか、後は日本です。


その日本に、胡国家主席の懐刀であり、辣腕家で知られる党の外交部門の責任者、王家瑞中央対外連絡部長(中央委員)が来日し、鳩ポッポ新政権及び民主党要人と面談の場を持ちましたが、言うことは唯一つ、ここまで構築してきた「戦略的互恵関係」を損なう行為をするのなら、それだけの覚悟はしておけ、特に故意であれ過失であれ、江沢民勢力の立ち直りに手を貸すことをしたら、イオングループを中国から放逐して倒産に追い込むし、闇の部分を全部公にするぞと、釘を刺しにきたのだと思われます。

米中から嫌われた岡田外相、自業自得ですから一切同情しませんが、己の愚かさには気付いたでしょう、頭でっかちのボンボンには手に余るのです、外交は。

ですからあれだけ顔が歪んでくるのです。


最後に、最近の日本関係の記事を纏めてご紹介します(旧聞に属するもの、再録記事も含みます)


http://japanese.beijingreview.com.cn/yzds/txt/2009-10/19/content_224531.htm
限界のある鳩山版「東アジア共同体」構想

http://japanese.beijingreview.com.cn/zxnew/txt/2009-09/18/content_217234.htm
中国は東アジア共同体に向け各国と共に邁進

http://j.people.com.cn/94474/6799295.html
崔大使、中日関係の発展に4つの提案

(続く)
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by 4kokintou | 2009-11-13 07:50
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