現代中国考

オバマ襲来

オバマ米国大統領がアジア歴訪の旅に出かけましたが、同盟国である筈の日本(最初の訪問国)と韓国(最後)はそれぞれ一泊だけ、なのに共産国には三泊四日です。

それも変則的な日程で(但し本誌読者各位が驚くほどの内容ではありませんが)、上海に降り立ってから北京に向かう、もうなりふり構っていられない様子です。

まず確実に、今回の随行団の中には、オバマ政権の実質的司令塔「ごーるどまん・さっくす」の腕利きが多数、同行している筈で、上海で江沢民一派と善後策を協議し、意思統一を図ってから、胡錦濤国家主席とその同志が待ち構える北京に乗り込む算段なのです。(オバマ君には「外交の顔」の役割さえ果たしてくれたら良いのです)

それにしても、上海滞在中に「上海ディズニーランド」建設同意の調印式が執り行われるそうですが、娯楽産業はともすれば裏社会と繋がりやすいから、ディズニーもその縁で上海に進出するのでしょうが、香港でさえ悪評が定着しているのに、上海に作ってもディズニーの好感度が余計悪くなるだけなのに、馬鹿だねえと言うのが偽らざる心境です。


オバマ訪中と重なるかの様に、ゴルゴ13の今度の舞台はタクラマカン砂漠ですが、依頼者は亡命ウイグル人女性指導者と言う設定ですが、それによると中国(軍)は13年前に現地で「地下」とは名ばかりの核実験を連続して強行し、その結果、実験場周辺は今でも広範囲で放射能の値が異常に高いそうです。

その話が事実なら、前回の「ウイグル騒動」は絶対に、抑圧に対するウイグル人による抗議の意思表示ではなく、それを口実にした政権側への揺さぶりで、しかも現地の中国共産党最高責任者が北京に寝返ったことに端を発する示威行動であると、ほぼ断言できます。


まず現地のボスが上海系なら、大減点の対象になるような事件を引き起こしませんし、そもそも核実験を連発したのは時期的にみて江沢民国家主席(当時)とその派閥に属する軍部の仕業です。

不特定多数の無辜の民の健康を損ない、その死を早める行為を強行することこそ、為政者として最低限遵守すべき事柄とすれば、連中はその点ですら及第点が与えられません。

中国人もウイグル人も同じでしょう、裏社会と繋がった私利私欲の追求のみを使命とする為政者が、如何に無力な者に酷薄かは。

ですから絶対、ウイグル人も分かっています、現政権が「希望の星」であり、控え目に言っても前政権よりは期待出来ることを。

(続く)
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by 4kokintou | 2009-11-14 08:36
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