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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

鳩が去ってカイワレ発芽

鳩山前総理の唯一と言って良い功績は、次回総選挙への不出馬を表明したことで、これにより国民の脳裡に「解散、総選挙」の文字が刻まれることとなり、結果的に解散風を強める効果をもたらしました。

後継の菅首相ですが、岡田外務大臣を留任させて、早速「政治(外交)音痴」ぶりを自ら立証してしまいました。


小誌は櫻井よし子女史を「職業保守」の代表格と定義していますが、対する「職業左翼」の典型例を挙げよと言われれば、躊躇なく菅直人を指差します、しかも「政治音痴」の修飾語をつけて。


これまでの菅直人で印象に残っているのは「ヘラヘラ笑い」です。

あの小泉純一郎による郵政選挙の際、解散に打って出た小泉総理(当時)に対する発言を求められ、自民党分裂で漁夫の利を得るとの思惑から、「ヘラヘラ笑い」しながら民主党の勝利確実と悦に入っていました。

結果はご存知の通り。


次に前任者藤井財務大臣の辞任に伴い、後任指名されるや「財務大臣になると取材陣も多いね」とヘラヘラ笑いながら満更でもなさそうな表情。

郵貯限度額の件で、亀井金融担当大臣と公の場で大喧嘩しながら、鳩山氏が亀井氏に軍配を上げるや沈黙、主要閣僚の矜持はどこへ行ったのかと言いたくなりますが、それだけ財務大臣の椅子に執着していたと言うことで、まさに「職業左翼」の面目躍如たるものがあります。

国会議員になった以上、たとえ5秒でも総理大臣になりたいものなのでしょうか。


あの「民主活動家」ウアルカイシが駐日中国大使館に乱入、スポンサーが余程手元不如意なのでしょう。

天安門事件以降の同氏の言動は、彼が「民主活動家」ではなく、「職業民主活動家」であることを如実に物語っています。


http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE1E3E2E0808DE1E3E2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL


山西省党書記に共青団出身者が抜擢されたと言う趣旨の記事ですが、致し方ないと言えばそれまでなのですが、最近の人事バランスが偏りすぎている点が気掛かりです。

その集団にしか人材がいないから多方面で人材が育つまでの応急措置と、要職独占が目的とではその歴史的意味に雲泥の差があります。

人民網の報道によると、玉突き人事で割を食ったのは安徽省の党書記だった王金山なる人物、中国の関連ですと、(広い意味の)兄弟は名前に同じ文字を共有しますから、ひょっとして王岐山副総理と同一宗族?
偶然?

(続く)

by 4kokintou | 2010-06-06 22:44
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