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別に日蓮宗系各宗教団体に喧嘩を売るつもりは毛頭無く、今の中国人の生き方について一言申し上げる次第です。
「現世利益」の正式な定義は存じ上げませんが、「利益」を受けるのは誰かと言えば、その「利益」の意味が何であれ、信者その人が含まれるのは当然です。 この「自己利益優先」の発想が間違っていると言いたいのです。 今の中国人、「今さえ良ければそれで良い」、「自分さえ良ければそれで満足」と言う生き方が普遍的とさえ言える勢力を持ちつつあります。 しかもこれが、「胡錦濤革命」と小誌が呼ぶ政治運動の所産である点が、何ともやり切れません。 「自己中心主義、自己利益優先」的考え方は、云わば「江沢民的発想」であり「上海的人間」の考えであって、その刹那主義は「胡錦濤革命」とは無縁の代物です。 やっぱり日本には暫くお手本でいて欲しい、これが胡錦濤国家主席とその周辺の偽らざる心境だと思われます。 (ただ、そのことと胡錦濤派の各員が日本に親しみを感じているかは別問題で、個人的には胡国家主席が親日か反日かと問われれば、躊躇うことなく反日家と答えます。) 名も無き日本人が当然のように口にする、「子供の将来のために」とか「ご近所のことを思って」とか、中国人も使うかも知れませんが、その根底にあるものが全然違います。 特にロシア(旧ソ連)に象徴される様に、「資本主義国、或いは帝国主義国に至らない発展途上国が共催主義を採用したらどうなるか」、スターリンを(そして文革と言う決して権力闘争でなく階級闘争を仕掛けた毛沢東も)最大限に評価するとすれば、この「発展途上国的発想」、つまり「富(資本)の蓄積概念の欠如」に対する「粛清」と言う点でしょう。 そしてこの点で、スターリンも毛沢東も完敗しました。 発展途上国で唯一、国民主義革命にも成功し、富の蓄積も達成した国、それは日本です。 日本は下り坂かも知れません、しかしまだお手本でなければならないのです。 (続く)
by 4kokintou
| 2010-07-05 23:11
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