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中国海軍が三隻目の揚陸艇を進水させたそうですが、日経の記事の扱いも小さく、情報音痴の職業保守の方々もご存じないでしょうからかいつまんでご説明しますと、排水量1.9万トン、全長210メートル、兵員千名と戦車、ヘリを搭載出来るらしいです。
「なあ、なんて怖ろしいことなんでしょう、これだから中国人は信用出来ません」程度の返事をして欲しかったのですが、自称「真正保守」の小誌としては。 今の中国海軍、空母を建造するは揚陸艇は進水させるはで、まさに「有卦に入って」います。 それは海軍を拡充するのは勝手ですが、空母にせよ揚陸艇にせよ「ハコ物」の建造が目立ちますし、あと目立つのが絶対失敗する海底油田開発です。 空母と揚陸艇に関して言えば、文字通り「飛行機や重火器、人員を入れる箱」ですから、図体がでかく造り甲斐のある予算が計上されている筈です。 でも箱ですから、裸では防御力が無いに等しく、護衛艦を必要とし、潜水艦を必要とし、その他諸々の装備が必要です。 上海から党中央(北京)に寝返ったご褒美に満足しているでしょうが、ご心配なく、造船の発注はこれから世界規模で止まります、特にタンカーが壊滅的打撃を蒙るでしょうから、最後は造船業も油田開発業も、党中央の指導の下、再編成が実施されて利権としては海軍の手元を離れます。 鉄道利権が狙い打ちされていると思ったら、高速道路で「おから道路」が続出、道路利権も追及の対象になりそうです。 更に上海地下鉄が大チョンボ、それにしても余程、中央(党か国務院かは不明ですが)の査察が入るのが嫌なのでしょう、鉄道先進国日本もビックリの運転再開の早さです。 鉄道も道路も最終的には陸軍にその利権は遡ります。 それを捜査する過程で次期国家主席(内々定)の嫁の「パトロン」にたどり着けば、「お坊ちゃん」はアウトでしょう。 話変わって山東省は意外に反中央の色合いが濃い地方で、かつて新疆ウイグル自治区を事実上支配していた王楽泉同自治区党書記も山東省出身で「新彊王」時代は全ての取り巻きを山東省出身者で固めていました。 王様は2010年に解任、それと入れ替わる様に始まったのが黄河デルタ経済・貿易商談会で、今年で2年目と言うのも、この商談会の実質的な仕切り役が、胡国家主席の直属部隊「(山東省)発展改革委」、主役交代と言っても間違いなさそうです。 黄河デルタ地域に国内外から2千億元余りの投資 http://japanese.beijingreview.com.cn/jj/txt/2011-09/19/content_391098.htm (続く)
by 4kokintou
| 2011-09-30 04:36
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