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生まれて初めて蕁麻疹を発症し、しかも体中が真っ赤、幸い脳味噌は痒くありませんので何とか昨日今日と生き延びています。
中国が誇る航空母艦ワリヤーグ、ウクライナから購入した中国海軍が「ジャンプ台」を継ぎ足しましたが、何でそんなことをするのか、この空母を「北朝鮮専用攻撃型空母」と解釈すれば、謎が解けない訳ではありません。 その前に幾つかの補助線を引かねばならないのですが、北朝鮮の制空権とは何かと言えば、その空軍の主力にして虎の子の機種は、記憶違いでなければミグ17、レシプロ機です。 こんな骨董品が何の役に立つのかと言えば、それはただ一つ、「艦船に対する特攻攻撃」で、先代の時代から盛んに航空演習をしているのは、特攻攻撃の腕を磨くためです。 独裁者に共通する悩みは殺されること、三代目の大将様にとって最大の悪夢は、「中国海軍所属の空母から発進した艦載機群が、頭上に雨霰と爆弾を投下すること」です。 これに対するのが北朝鮮のレシプロ特攻隊で、ここで言う制空権の境界線とは、「中国海軍艦載機が先に手が届くか、北朝鮮のレシプロ特攻隊が先手を取れるか」の分かれ目なのです。 中国も偉そうなことは言えず、仮に日本や米国が最先端技術を駆使して建造した航空母艦を無償贈呈したとしても、それを使いこなせる技術がありません。 かつてのソ連黒海艦隊に所属していた中古空母を購入したのも、最大の決め手は「それしか操舵できないから」、ですが黒海は浅くて狭いうえ、艦隊にはボスポラス海峡を渡って地中海に出る任務も想定されていますから、艦載機の数やその種類、艦船の幅や全長、その他あらゆる制約を受けます。 ですが黄海に進出して北朝鮮沖に達した際、中国側の航空母艦に求められるのは、「より多くの艦載機をより短時間に、より大量の兵器を搭載して平壌に到着すること」で、黒海艦隊はその全てにおいて最低の落第点です。 この矛盾を克服するのが例の「ジャンプ台」で、これにより少しでも「より多く、より短時間に、より大量に」と言う要求性能を満たすことが出来ます。 日本の「職業保守」の皆様、この程度のことは分かって「中国海軍脅威論」を訴えているのでしょうね。 最後に福田康夫元総理、天津の南開大学客員教授に就任及び講演、校友は周恩来氏や温家宝氏だそうな。 やがて来る衆議院選挙や参議院選挙、或いは衆参同日選挙の際、福田元総理周辺の「パイプ」を経由して、北京から保守勢力に軍資金が流れ込むと思われます。 そうであっても不思議でない程、胡国家主席や温首相にとって福田氏は「義兄弟に限りなく近い親友」だと思われます。 (続く)
by 4kokintou
| 2012-05-20 01:57
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