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北朝鮮の金正日総書記が、総参謀長、軍総政治局第1副局長、第1外務次官、党統一戦線部長を連れて、平壌の中国大使館を訪問しました。
それにしても、もの凄い顔ぶれです。大使一人に会うのに、軍、外交、党の事実上のトップを揃えて臨むのですから。 将軍様は、昨年も中国大使館を訪問しています。 会談の本当の内容は勿論不明ですが、対する中国側大使が、はたして胡錦濤派なのか江沢民派なのかは、推し測りかねるところがあります。 どちらにしても、複数の大使館員が応接したでしょうから、両派に会談内容は筒抜けになっていると考えて良いでしょう。 思うに、今回の会談で将軍様が要人を揃えて参上したのは、精一杯の脅しと解釈できます。 同じような例として、亡くなった胡耀邦元中国共産党主席が以前、陸海空の最高責任者を従えて北朝鮮を訪問したことがあります。 顔ぶれ次第で、相手を恫喝することも出来ます。 北朝鮮は最近、盛んに軍事訓練をしていますが、困っている時には強がり、充実している時には控えめにするのが、軍事上の定跡です。 なけなしの力を誇示しての威嚇とみるのが妥当なようです。 (続く)
by 4kokintou
| 2008-03-04 20:31
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