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長野の聖火リレー騒動のお蔭で、すっかり扱いが小さくなった福田首相の訪露ですが、報道媒体の扱いが小さいことと、会談の重要性は、また別の話です。
福田総理は現地時間の本日(4月26日)午後、プーチン大統領、メドヴェージェフ次期大統領と「個別に」会談します。 なんで個別なのかと言うと、それぞれの出身母体、つまり既得権益が異なるからです。 プーチン氏は公安出身で、従って俗に言う「武闘派(実情は闇社会)」を養っていかなければならず、基本的に日本からの「援助」を期待しています。 次期大統領は産業界出身なので、経済的絆を強めることに腐心しています。(ですから、入れ替わるように来日しているロシア経済交流団は、額面通りならばメドヴェージェフ氏が派遣したものです) いずれにせよ、日本の金と技術がなければ、国家が破綻してしまいますので必死です。 福田総理は色々な条件を付けているのでしょうが、 「米国によるイラン攻撃時の中立厳守」 「北朝鮮に関しては一切関与しない、及び関連情報の提出」 これは要求していると考えられます。 福田総理は地味ですが、意外と外交分野を得意としています。 今回、表立った成果が出てくると思われませんが、隠れた成果は大きいとみられます。 (了)
by 4kokintou
| 2008-04-26 19:34
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