現代中国考

書記局

ご意見有難うございます。心から感謝しつつ拝読させて頂きました。

日米中の国際関係についは、あらためて弊意開示したいと思います。


共産主義或いは左翼政党において、最も注目すべき組織と言えば、それは書記処(日本で言う所の書記局)です。

ですから、党を支配するには、書記局を抑えねばならず、これは社会主義、共産主義政党においては鉄則、例外はありません。

スターリンも書記局長(総書記)の座に就いていましたし、今回来日した胡錦濤国家主席も、中国共産党中央委員会総書記を兼職しています。

従って、中国共産党中央書記処書記と言う肩書きを持つ王滬寧氏の動向には目を向けざるを得ないのですが、マスコミが報道してくれないので、詳しくは分かりません。

ただ、福田総理主催の夕食会にも陪席している程ですから、今回の訪日の隠れたキーマンです。


その王滬寧中国共産党中央書記処書記については、江沢民氏の懐刀と言う俗説が罷り通っていますが、間違いだと思います。

出身地(上海)と、江沢民時代に中央に呼ばれた経歴から、直ぐに早合点する輩が多いですが、政敵の子飼いを日本にまで連れてくる馬鹿がいますか、胡錦濤主席の右腕の一人と考えるのが自然です。

あくまでも推測ですが、劉少奇夫人の王光美女史の縁者でしょう。


ご参考までに、今回の主席訪日の主要同行者を以下に記します。

政府側

戴秉国国務委員
楊潔チ外相
武大偉外務次官
陳世炬主席弁公室主任


党側
令計劃中国共産党中央書記(中央弁公庁主任)
王滬寧同中央書記(中央政策研究室主任)


注目は、王滬寧の他には、陳世炬、令計劃の両氏でしょうか。

(続く)
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by 4kokintou | 2008-05-09 17:24
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