現代中国考

中国人は「含意」がお好き

櫻井よしこ女史主宰の「国家基本問題研究所」が余りに愚かなので、例の別ブログで徹底的に論駁していますが、それにしても女史の歴史観があれだけお粗末とは・・・。

http://dokkyoan.exblog.jp/

せめて、保守にとって馬鹿保守ほど「獅子身中の虫」的存在であることは、ご理解頂きたいです。


日本が四川に派遣した救助隊が、現地の人民解放軍に邪険に扱われたと言って憤る向きが一部に存在しますが、別に相手の肩を持つ気はないけれど、仕方ないんですね。

震災地はある意味、「宝の山」なのです。


被災者はまず全員、着の身着のままで逃げ出しています。

と言うことは、金品、食糧、貴重品その他の資産は、手付かずで住居に放置されている訳です。

その多くが傷んだり、使い物にならなくなっているのは事実ですが、それでも目も眩むほどの「掘り出し物」が、底に眠っているのです。

地震はある意味「平等」ですから、金持ちだけ銀行通帳と宝飾品を持って逃げられた訳ではありません。

その被災地に入り込むのが、人民解放軍なのです。

軍隊は治安維持、倒壊家屋の撤去等、本来の職務にも従事していますが、中国の軍隊は古今を問わず、「合法的に武装した強盗」でもあります。

ですから、作業の過程で保存食でも金品でも見つければ、役得で自分の物にする訳です。

四川の人民解放軍の立場にもなって下さい。

報道機関を引き連れた日本人救助隊が来るのです。

中国人と違って、日本人は金品に目もくれないし、勤勉で実直、しかも訓練されているから作業も捗りますが、それが「職務怠慢」の中国人兵士にとっては目障りで仕方がないのです。

仮に、「獲物」を山分けしている場面を映像に撮られたら、その兵士たちは即銃殺です、間違いなく。

これで、中央の政府要人が、(中国史上初めて)続々と現地入りした理由の一端が、ご理解願えたかと思います。

民間人の保護なのです。軍隊の略奪禁止が目的なのです。


話変わって、胡錦濤国家主席の訪日に関する、このような記事を見かけました。

http://www.pekinshuho.com/zt/txt/2008-05/13/content_116353_2.htm

内容を読まなくとも、中国の現政権が、如何に福田政権に肩入れしているかが一目瞭然です。

見出しが

安定した中日関係はアジアと世界の「福」

ですよ。

「福」は福田総理のこと、福田総理の存在は中国現政権にとって「福」であり、日中が手を携えて国際秩序に貢献しようと言っているのです。

その不可欠な主役が「福」だと言っているのです。

国共合作ならぬ、「福胡」合作が成立していると考えるのが順当でしょう。

(了)

櫻井女史に聞き忘れたけれど、例えば中国が仮に沖縄の分離独立工作に手を染めたら、それに対してどう論破するのですか。
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by 4kokintou | 2008-05-20 21:58
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