現代中国考

怒りの矛先

早速ご返答を頂き、深謝申し上げます。

蒋介石の愛読書は「孟子」だったそうです。

「孟子」を読むくらいですから、知識階級に属していると言えますし、当時の状況から言えば、「(古典的)知識階級=上層階級=宗族出身者」と考えて間違いなさそうですね。


毛沢東も蒋介石も好きになれないのは、女性(妻)に対してもの凄く薄情だからです。

蒋介石は息子(蒋経国)が生まれると、さっさとその母親を離縁、出家させていますし、それから時間が経っていますが、次の嫁さんはあの宋美齢、客家系浙江財閥のご令嬢です。

ぎらつく様な、権力と金力の抱合です。


女性に対して無慈悲なのは、毛沢東も五十歩百歩です。

詳しくは項を改めてお話しするつもりですが、こんな人物を「偉人」と言っても「聖人」と言うべきではないと思います。

中国近代史は、要は根本から間違っている、或いは出てはいけない人物が歴史に登場している点に、その特色があるのではないでしょうか。


今回の四川大震災においては(「おいても」と言うべきかも知れませんが)、胡錦濤国家主席や温家宝首相、それに李克強副首相の懸命の努力にもかかわらず、指令の伝達が滞ったり、一部では故意に作業を遅延させているケースがあるそうです。

劣勢を強いられていた江沢民派が妨害工作に出ている可能性は、まず100%でしょう。

ここで怒りが北京(胡錦濤)に向くのか、上海(江沢民)に向くのかで、中国の将来は大きく変わってくるでしょうね。


江沢民は戸籍を「買った」のだと思います。

父親が日本軍占領下の上海でトラック事業を独占していたのですから、敗戦とともに非常に立場が悪くなったことは、想像に難くありません。

ですが、そこは上海、金さえあればなんでも出来る街です。

(続く)
[PR]

by 4kokintou | 2008-06-02 20:08
<< 虐められっ子 これも世界の常識 >>