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中国と言うのは面白い国で、人口統計を出せと言っても、もの凄く大雑把な数字しか出て来なくて、誤差も大きいですが、同一宗族に属する「族人」は端数まで把握しているはずです。
表面上、共産中国ではご法度でしょうけれど、「族譜」があるはずですから。 江沢民氏の話の続きですが、「対日協力者」を父に持つ身の上では、共産党が天下を取る以前、つまり国民党支配下の上海でも肩身が狭いどころか、どうかすると身の危険すらあります。 戸籍を買ったのは、共産主義革命の成立以前なのか以降なのかは、本人に訊かない限り分かりませんが、戸籍の付替え先の、父の兄弟(兄か弟か失念しました)は、「抗日の烈士」だそうですから、国共内戦の最中ではないでしょうか。 その時に使った金は、半端な額ではなかった筈です。 身内から行政機関、職場仲間や知人、とにかく面識のある人間全ての口を閉ざすにはどうすれば良いかというと、「裏社会の親分」に話をつけるしか仕方がありません。 ですから、江沢民は早くから(おそらく父の代から)裏社会と付き合いがあった筈ですし、金の威力を身をもって知っている人物と言えます。 江沢民氏が「金権的」なのは、こういう背景があるからかも知れません。 ですが、幾ら何でも有りの上海でも、やって良いことと悪いことがあります。 金の力で戸籍を偽るのは、限度を超えていたと思います。 そこで、陰で悪口を言う、結構陰惨な虐めを受けていたのではないでしょうか。 だから、日本は嫌い、お金は大好き(と言うか生き抜くための必須要素)になったと推測されます。 (続く)
by 4kokintou
| 2008-06-03 20:58
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