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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

本題に戻ります

韓国情勢はもう阿呆らしくてやってられませんから、本題に戻りますが、この時期にこの記事の意味は、贅言を要しないと思います。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080605-OYT1T00550.htm


四川大震災の影響は、やはり中央政局にも波及していまして、それこそ今時になって

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080607-OYT1T00332.htm?from=navr

なんて記事が出てきます。

旧日本軍の遺棄化学兵器の件は、これまで江沢民派の権益であったからこそ、北京(胡錦濤国家主席)の了解の下、日本側の利権を握っていたPCI社を潰しにかかったのです。

ですから、今回の遺棄化学兵器で中国人が死亡したと言う報道は、まさに「亡霊が出た」、江沢民と言う「ゾンビ」が「金を寄越せ」と化けて出てきたのです。


やはり、四川大震災で現地に赴いている関係上、胡錦濤主席の存在感が中央では薄れているため、非主流派のやりたい放題になっているのではないでしょうか。

四川問題を恙無く収め、なおかつ北京五輪を無事に開催する、胡錦濤主席の前に立ちはだかる難問は大きいです。(でも、五輪担当って、あのボンクラ二世の習近平副国家主席殿の担当だったはずですが)


江沢民が金で戸籍を買った話で、前回は終わっていますが、ここで疑問として浮かんでくるのは、金で裏社会に話をつけて、周囲を黙らせることは出来ても、それだけでは表社会、つまり堅気の社会で出世できる保証がないということです。

対日協力者の息子、戸籍を買って罪を逃れた男に対する、世間一般の顰蹙(=イジメ)は相当なものがあったでしょうし、普通は相手にさせませんよね。


出世にも金を使ったのではないか、そう考えざるを得ないのです。

中国に限らず、有力者の引きがなければ社会の階段を上っていけないのは、残念ながら事実ですが、江沢民に限っては裏口の階段を上ったのではないか、そう考えられる節があります。

彼を上に引っ張った人物が、少なくとも無名なのですね、後の国家主席の恩人であるにもかかわらず。

(続く)

by 4kokintou | 2008-06-07 17:03
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