現代中国考

税収

本日(7月23日)付の日経新聞によると、今年上半期(1-6月)の中国政府の税収が、前年同期を上回っているそうです。

景気は明らかに減速しているのに、税収が増えると言うことは、それまで企業と癒着していた税務署が、きっちり正味の金額を巻き上げるようになったことを意味します。

勿論、江沢民系企業グループを狙い撃ちでしょうね。


ところで、またもやこんな記事。

http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-07/22/content_135247.htm

国有地の払い下げなんて、汚職の最たるものであることは、皆様ご承知の通りです。

それを遡ってほじくり出そうと言うのですから、「地方の高官は全部クビにするぞ」と宣言しているようなものです。


しかも、この監察部(これは行政機関です)部長(馬馼部長と言います、女性)、国家予防腐敗局の局長も兼任していて、しかも党では、あの「鬼より怖い」中央規律検査委員会の副書記(複数います)です。


この中央規律検査委員会、胡錦濤総書記(国家主席)の直属機関であることはお伝えしている通りですが、おそらく名目上では一番偉い賀国強書記は単なる飾りで、副書記の何勇や馬馼が仕切っているのではないでしょうか。

国家主席の意を受けた中央規律検査委員会の実力者が、行政機関の監察部を動かして腐敗摘発に乗り出す、この夏の中国は血を見ずには済まされないと思います。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-23 17:06
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