現代中国考

中国当局が真に怖れる事態

今回は、中国当局が五輪期間中、或いはその前後にどのような事態が想定しうるか、それが真に現政権に対する脅威となるかを考えてみました。


主要国ボイコット:
これは最早有り得ないのは明々白々。

要人暗殺:
80カ国の元首、要人が開幕式には集うので可能性はなくもないが、実行者(企画者)がばれたら世界を敵に回すので、あまり得策ではないですが、情勢を読めない「跳ね返り分子」は世界の何処にでもいるもので、ここは中国公安の情報収集力の試されるところ。
成功の自信があれば、江沢民がイスラム過激派に金を出して、福田総理でも暗殺することも考えられるが、それが胡錦濤国家主席の面子を潰すことになっても、現体制の失脚、退陣には繋がるとは思えません。
可否はともかく、試み甲斐があるのはプーチン「首相」。その場合、鬼より怖いロシア・マフィアが黙っていないでしょうけれど。

爆発物テロ:
これは「織り込み済み」だと思います。
北京であろうがなかろうが、市街地で爆弾テロが発生するのは覚悟のうえと考えられます。
米国だってアトランタ五輪の際、爆弾テロに見舞われていますから(ユナ・ボマー事件)。
多少のテロは仕方ないと言うところでしょうか。

ミュンヘンの悪夢の再現:
どうしても阻止しなければいけないのがこれです。
ミュンヘン五輪では、PLO(パレスティナ解放戦線)主流派組織ファタハの軍事部門「黒い9月(ブラック・セプテンバー)が、イスラエル選手団の寄宿舎を急襲して人質にした挙句、イスラエル人11名が殺害された事件です。
この種の事件だけは、国家の面子も丸潰れですし、何処の組織がどの国を憎んでいるかなんて、それこそ組み合わせは無数にあります。
とにかく、国籍に関係なく、テロ組織に選手団を人質に取られないこと。これだけは避けないと政権崩壊に繋がります。


とにかく、中国公安当局の健闘を祈りましょう。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-26 18:23
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