現代中国考

拝啓 櫻井よしこ女史

本題に入る前に、朝お伝えした空母ロナルド・レーガンの実力については、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3_%28%E7%A9%BA%E6%AF%8D%29
(要はWiki)

等をご参照願います。

艦上戦闘機、艦爆機等を90機艦載の空母を中心とする艦隊を攻撃する能力が、上海(江沢民)とか、平壌(将軍様)、果てはソウルにあるでしょうか。


さて、宗族や客家、軍戸と民戸、上海の本当の姿、北宋以前と以降など、凡俗が手を付けられる訳がない難題に、空中分解しそうになりながら取り組んでいるのも、隣国の本当の姿を見出すと共に、それを通して、己が生まれ育った国日本の本当の歴史と実相を探求し、少しでも後世に伝えたいからですが、そこで

拝啓 櫻井よしこ女史

http://blog.kajika.net/

に投稿されました7月27日付論文「韓国は内戦状態にある」を拝読。

例によって理路整然とした文章ですが、ご自覚がないでしょうが、己を糾弾する内容となっている点には、是非気付いて頂きたいのです。


女史は「憂国の情」から国家基本問題研究所を立ち上げられ、保守系報道機関を中心に活動されておられますが、活動の足がかりである報道機関が、実は日本的「保守」精神から乖離しつつある現状については、如何お考えでしょうか。

産経新聞を中心とする産経グループも、女史が活動拠点とされる報道機関のひとつですが、その産経グループ(特に産経新聞)は、自公連立政権(厳密には当初、自自公連立政権)の成立と共に、公明党支持団体(及びその系列企業)の広告を頻繁に掲載するようになりました。

報道機関が広告主を悪しざまに罵るのはご法度であることは、その世界に身を置いておられる女史の方がご存知でしょう。


ならば問います。

保守精神の堅持を謳う報道機関が、保守精神とは異なる思想基盤を持つ政党の支持団体関係から、大量の広告を受けている現状で、はたして保守精神を維持できるのですか。

両者に葛藤や軋轢があった場合、良心に従って行動、発言できるのですか。

女史は文中、北朝鮮の対南政策に言及されています。

以下のその部分を引用させて頂きます。


「南北朝鮮が激しく対立していた時代の1973年4月、金日成が『南朝鮮(韓国)では高等試験に合格さえすれば行政府、司法府にいくらでも潜り込むことができる。頭がよくてしっかりしている子らはデモに駆り出さず、高試準備をするようにしなさい』という指示を出しています。北朝鮮シンパの人材を裁判官、あるいは、国会議員、新聞記者などに仕立て上げれば、韓国を体制内から変えられる、北朝鮮にとっては理想的だというわけです」


これと全く同じ手を駆使して、国内の各界に浸透している勢力があることはご存知ですよね。

そしてその影は畏れ多き所にまで伸びていることも、知らぬとは言わせませんよ。


「そうか ☆ がっかり」


女史が今回、活躍の足場として設立されたシンクタンクが、保守系論壇がタブーとする対象にまで斬り込み、「職業保守」などと言う戯言を申す輩を一蹴する活躍をされることを切望して已みません。

ところで失礼ながら、女史は歴史が大変苦手でいらっしゃいませんか。

例えば1334年(室町幕府成立)から1600年(元和偃武)までを、己の史観から説明できますか。

「国家基本問題」研究には、歴史(特に日本史)への理解と咀嚼が不可欠と愚考申し上げます。

(了)
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by 4kokintou | 2008-07-29 17:40
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