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現代中国考


現代中国に独自の観点から考察を加えます
by 4kokintou

磐石に近い胡錦濤体制

オリンピックが終了したかと思えば、続いてパラリンピックが始まっています。

我が身が反政府組織の一員かテロリストだとすると、オリンピック本番よりパラリンピックを狙うなと、ふと善からぬことを考えていたのですが、どうやら杞憂に終わりそうです。

国内の「職業保守」の面々からすれば、切歯扼腕すること甚だしいでしょうが、「宗族」についても碌な知識もないのに、保守面されては甚だ困るので、一時的にせよ連中を黙らせただけでも、今回の五輪開催の意義があると思います。

櫻井よしこ女史曰く、「彼ら(中国人)を信じてはいけません」

拙者曰く、「彼ら(職業保守)を信じてはいけません」


本日(9月8日)はこんな話題から。

http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-09/08/content_149934.htm
(胡錦涛主席、加藤紘一氏と会見)

いくら加藤氏が日中友好協会会長だと言っても、こんな化石と会うのは時間の無駄なのにと思っていたら、やはりそれなりの理由がありまして、

http://j.people.com.cn/94474/94736/6494105.html
(中日友好協会の宋健会長、福田首相と会談)

宋健会長は国務委員を3期15年勤め上げた後、2003年までの5年間、政協副主席に就任、その後中日友好協会会長になって現在に至ると言う、少し変わった経歴の持ち主ですが、少なくとも現執行部から信頼されているのでしょう、福田総理への胡国家主席と温家宝総理の親書を預かっています。

これらの親書は、感謝状であると共に、時節柄、生臭い内容だと思われます。

いずれ取り上げますが、中国現執行部は、江沢民と近い麻生太郎が大嫌いです。

そこの所も突っ込んだ話し合い、或いは返書を持って帰ったのではないかと推測されます。

なんなら、実弾射撃もしますし、麻生氏の触れられたくない部分を取り上げましょうかとか、意中の人物は誰で(多分与謝野氏を思います)、どのような政治信条の持ち主か、或いは総選挙の感触はとか、そんな内容でしょう。
(中国現執行部が如何に麻生氏を嫌っているか、翻って言えば麻生氏が見方とは別に如何に江沢民系に近いのかは、あらためて取り上げます)

要はバランス上、主席は加藤氏に面談したのですね、変に気取られないように。

ですから加藤氏と会談したのではなく、日中友好協会会長と会う場を設けただけの話です。

時間の無駄ですが、これだけは仕方がありません、協会会長であれば猿とでも会ったでしょう。


山崎さんもそうですが、加藤さんもそろそろ身の程を知って下さいね。

(続く)

追記
韓国から目を離さないで下さい、当分。

by 4kokintou | 2008-09-08 20:53
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